新緑が眩しい季節に始まる7日間レース。温かい季節になり、スタンドで見るナイター観戦は最高に心地が良い。本場に実際に足を運び、生でレースの迫力を実感していただきたい。また、今シリーズから新モーター、ボートが導入される。スタート展示、周回展示をじっくり見てモーターの良し悪しを見極めるのが楽しみである。もしかしたら、お化けモーターが潜んでおり、予想外の大穴配当が出るかもしれない。そんな楽しみな一節間が始まる。

 皆さんお馴染み、愛知の看板を背負う赤岩善生がやって来る。3月に行われた周年競走でのモーター調整はお見事だった。初日の足は絶望的に見えたが、徐々に自分色のモーター足に仕上げ、2日目以降はオール3連対の成績で準優勝戦に進出した。1号艇に池田浩二、2号艇に桐生順平と強豪揃いの準優勝戦。1周1マーク、外枠を牽制する絶妙なターンで好ポジションを確保。その後、2マークではバック内を伸ばそうとする桐生に完璧な差しを見せる。そして舳先をかけ続け、気迫の先マイで攻め落とした。熱い魂が水面上に宿っていた、そんなレースだった。また、今年に入ってから蒲郡の正月レース、常滑で優勝し、近況も良いリズムだ。魂を込めた熱いレースでシリーズの中心として活躍するだろう。
 もう一人シリーズの中心として活躍する男は地元の仲口博崇だ。その甘いルックスと確固たる実力から、ボートレースのマンガ、モンキーターンの登場人物の題材ともなった。通算成績はGI7回優勝、2014年の常滑のダービーでSG優勝を果たし、師匠・大嶋一也との約束を守った。最近の成績は、去年の12月に住之江の一般戦で優勝は果たしたものの、本調子とは言えない。ほとんどの大会で準優戦には進出するものの、ここぞという時に良い結果を残せていないのが残念である。師匠と共に、まだまだ負けられないという熱い思いで、地元蒲郡で得意のセンターからの強烈なまくりを見せてほしい。
 磯部誠が若さと活気溢れるレースで上記の二人の優勝を食い止めるか。26という若さにも関わらずレースの感覚を早々と身につけてB2→B1→A2→A1と段階を経て、着実に実力をつけてきた。天性のスタート勘から豪快に握っていく。特に4コースからの平均スタートがコンマ10と早いのでカドまくりが得意なのも頷ける。
 また、地元の古豪、大嶋一也もやって来る。昔からイン屋としてボートレース界の最前線で活躍してきた。新モーター、持ちペラ導入禁止制度で、エンジンの出力が弱くなったことからイン屋の数が昔に比べて圧倒的に減少した。そんな中でもいつまでも自分のスタンスを貫き、進入からお客様の心を沸かせ続けてくれるレーサーなのだ。
 その他にもベテランの的確なハンドル捌きから安定した成績を残す、生方厚成飯島昌弘。豪快なまくり差しを武器とする杉山正樹。スピード戦を展開する坂元浩仁。イン戦を武器に堅実な走りを見せる宇佐見淳。蒲郡のスタート勘は絶対な物とする地元トップルーキー佐藤博亮。元気一杯な走りを見せる蒲郡フレッシュルーキー三浦洋次朗野中一平など豪華地元メンバーが揃った7日間に乞うご期待!

〜ヤングダービー〜

 9月19日からプレミアムG1ヤングダービーが蒲郡で開催される。おおまかな参加条件は30歳未満であること、当年のG3イースタン、ウエスタン覇者、前年度の優勝者である。選考基準は2016年の7月1日から2017年6月30日までの約1年間で勝率が高い順に決められていく。この競走の最大の魅力は若手選手が多く走るため、進入を含め、何が起きるかわからないということだ。去年は山口達也が強引にコース取りをする姿が印象的だった。同世代同士ライバル心を剥き出しにして、手に汗握るレースを展開する。モーターや選手の情報も詳しく調べておけば思わぬ高配当もゲットできるビッグチャンスである。現在、勝率で出場圏内に入っている愛知支部選手は岩瀬裕亮、磯部誠、北野輝季、佐藤博亮、平見真彦である。あと残す所二カ月僅かの選考期間、勝率をキープするため、より緊張感のある走りを見せるだろう。もっと詳しくヤングダービーについて知りたい方は、是非蒲郡オフィシャルホームページの特設サイトを閲覧していただきたい。

ヤングダービー出場圏内 愛知選手勝率ランキング
選考順位 選手名 勝率
6位 岩瀬裕亮 7.00
9位 磯部 誠 6.77
18位 北野輝季 6.52
31位 佐藤博亮 6.20
35位 平見真彦 6.07
算出期間:2016/7/1〜2017/4/3