今年のSG第1弾であるクラシック(浜名湖)も終了し、2018年の本格的なマネーバトルがスタート。そんな中で、SGタイトルホルダー20人以上という豪華メンバーが集結し、蒲郡ボートの開設62周年記念であるGTオールジャパン竹島特別が行われる。

 優勝候補に挙げられるのは地元エースの池田浩二だ。昨年はよもやの不振でSG優出なしの屈辱を味わったが、巻き返しに向け気合も十分。当地戦ではSG、GTも含めここ8節で7優出と抜群の成績。極上ターンで今回もファンを魅了する。
 若手リーダーからトップスターへと登りつめた桐生順平も主役の一人。昨年はクラシックを制して勢いに乗ると、暮れのグランプリも初制覇。年間2億円を超える賞金を獲得し、世代交代を印象づけた。同様に新世代の代表格は峰竜太。昨年のオーシャンカップでは通算11回目の優出でついにSGウィナーとなったが、さらに進化した姿をこの蒲郡で見せてくれるだろう。
 桐生(1位)、峰(2位)だけでなく、今大会は昨年の獲得賞金上位9人が揃って出場。3位の井口佳典はグランプリ2着など昨年はSG4優出と安定感が光った。4位の石野貴之は一昨年に続いて昨年もSG2冠(オールスター、グラチャン)。まさに充実期を迎えたと言える。さらに昨年GT以上で10優出の白井英治、8月のメモリアルで悲願のSG初優勝した寺田祥、下関のチャレンジカップで2度目のSG優勝を果たした毒島誠、2年連続賞金1億円突破の菊地孝平、昨年10月以降にGT3勝の固め打ちで12年連続グランプリ出場を果たした松井繁とそうそうたる顔ぶれだ。
 迎え撃つ地元勢も人数こそ7人と少ないものの、個性派揃いの強力布陣。当地ではいつも気迫みなぎる走りを見せる赤岩善生は5大会ぶりの蒲郡周年優勝を狙う。また仲口博崇は成績だけでなく、引退した師匠・大嶋一也に代わる、愛知支部リーダーとしての期待もかかる。他には一昨年の覇者・柳沢一、SG2勝の平本真之、レース巧者の河村了、スタートが魅力の磯部誠といずれも蒲郡で優勝経験を持つ精鋭たちが揃っている。ちょうど1年前に支部を長崎に移した原田幸哉も凱旋レースのつもりで闘志を燃やしてくるだろう。
 銘柄級はまだまだいる。篠崎元志は15年のメモリアル、山崎智也は16年のグラチャンとともに新スタンドグランドオープン後に当地SGを制した実績を持つ。それに辻栄蔵坪井康晴田村隆信吉田拡郎とSG優勝経験者がズラリと並ぶ。また昨年、年間最多勝のタイトルを獲得した吉川昭男、3年前の周年覇者・須藤博倫も勢いに乗れば手がつけられない。
 萩原秀人安達裕樹前沢丈史土屋智則中田竜太片岡雅裕羽野直也は、桐生順平らトップスター同様にクラシックからの転戦組。特に中田は昨年の当地ヤングダービーで優勝、水面相性もいいだけに注目だ。
 降級を糧に頼もしく成長してGTの舞台に帰ってきたのは真庭明志西山貴浩和田兼輔ら。中でも島村隆幸はB1級から2階級上げてきたのは頼もしい。また初のA1級昇格でやる気満々なのは谷川祐一安河内将村松修二だ。
 今大会は若手の出場も目立つが、平均年齢は33.9歳。中堅の域にさしかかってきた藤田靖弘は昨年の東海地区選でGT初優出と着実に地力アップ。西村拓也松崎祐太郎後藤翔之大池佑来尾嶋一広も記念戦線でもまれてきた。当地で好走の目立つ河合佑樹、チルトを跳ね伸び型調整が魅力の下出卓矢も一撃を秘めている。
 上野真之介村岡賢人近江翔吾大上卓人山崎郡ら20代も11人、中でも最優秀新人を受賞した最年少・羽野直也の異次元の走りにも注目したい。