ボート界は7月1日から2018年後期がスタート。昨年11月〜今年4月末までの勝率によって振り分けられた級別であっせんされる。今シリーズは、A1が10名、A2が10名のラインアップだ。

 出場メンバー中、新勝率ナンバーワンの池永太は、2015年9月に三国周年を8戦6勝の好内容で制覇。その後の快音は届かないが、常に7点前後のアベレージを残している。前期も自己最高の7.49には及ばなかったが、勝率7.33と8優出3優勝は立派な勲章。優勝候補の筆頭だ。2位は6.99の山地正樹。7点勝率に僅か0.01届かなかったが、強気な攻めっぷりと外枠からの揺さぶりでポイントを積み上げた。舟券作戦からは欠かせない存在となる。3位は6.87の丹下将。前期は自身8度目のA1を決め、自己ベストを更新。今期に入っても5月の児島で通算10度目の優勝を飾っている。内コースはもちろん、センターからの攻めが真骨頂だ。
 4位は6.81の大峯豊。筆頭の池永太に勝率では水をあけられたが、8優出3優勝と互角の成績を残している。今期に入っても5月の徳山、児島で連続優勝。勢いは負けていない。5位は6.64の鶴本崇文。コース不問の立ち回りで安定感は光るが、1〜3着がほぼ同数のようにパンチ力には欠ける。優勝も2016年12月の芦屋から遠ざかっているだけに、久々の美酒を味わいたいところだ。6位は6.54の松本勝也。SG&G1の優出回数が23度もある実力者だが、まだタイトルは手にしていない。それでも、23年(46期)間も連続でA1をキープしているように、一般戦ではさばきが一枚上。展開を読む力が素晴らしい。
 7位以下の4戦士も前記メンバーに劣らない地力の持ち主。特に7位の山本寛久(6.45)は、大が付くほど当地を得意としている。通算48V中、蒲郡で5度の優勝。あっせん回数を考えると、驚異的な数字だ。昨年11月に参戦した時も5コースからのまくり差しを届かせてトップゴール。野中一平の野望を打ち砕いた。8位の渡邊雄一郎(6.44)も当地で稼いでいる。こちらも通算14V中、デビュー初Vを含む2度の優勝歴。昨年12月の前回戦こそ不発だったが、走りはマッチングしている。9位の古川誠之(6.41)は13期振りにA1へ返り咲いた。この間、2度のB1を経験しているだけに、復調は嬉しい限り。道中の堅実な運びが戻っている。10位の奈須啓太(6.39)は、勝率こそ落としたが、13期連続でA1をキープ。蒲郡では2013年に優勝、前回は5コースから見せ場たっぷりの準Vと相性は悪くない。
 A2の10選手は、A1からの降格が1名、B1からの昇格が2名、前回と同じが7名だ。A1から陥落した長尾章平は、過去10年(20期)間で16度のA1ボーダーをクリア。軽視は禁物。
 最後に地元の愛知支部からは6選手が参戦。A1の丹下将、古川誠之の他にも、A2の西川新太郎牧原崇もモーター次第では優勝戦線に絡んで来るだろう。安藤裕貴樋口範政はB1だが、好配当メーカーとして注意が必要だ。