出場メンバー実力伯仲の「中日スポーツ賞 第39回龍神杯」。男女混合6日間シリーズのV争いから目が離せない。直前の「中日スポーツ杯争奪 新春特別覇者決定戦」、次節の「G1オールジャパン竹島特別 開設63周年記念競走」に負けない激戦が繰り広げられる。蒲郡ボート平成最後の年明けは注目レースが続く!
 V有力候補として佐藤大介の名前が挙がる。2018年10月の江戸川で2コース差しを決めて優勝。これが通算35回目のVとなった。3月のからつでは3コースから差して優勝。そして約1年前の蒲郡でもファイナル1号艇から逃げて主役になった。進入で動きがあった中、インを死守しトップタイのスタートを踏み込んで押し切った。持ち前のハンドルワークは冷静かつ的確で、波乗り巧者。G1初優出を決めたのは2000年、当地での東海地区選で、前年の1999年には第19回龍神杯を6コースから差して制している。地元主軸として登場する今大会、予選から快進撃を見せたい。
 実績で上位の存在なのが三嶌誠司。2006年ホームプールのまるがめで開催されたチャレンジカップでSGタイトルを獲得。G1戦の優勝6回も含め、通算Vは64回を数える。マスターズ世代となってもスタート力をキープし、攻めの姿勢も併せ持っている。一般戦ではコンスタントに上位を争っている。2018年2月まるがめG1四国地区選では優出し、その健在ぶりを示した。蒲郡を走る機会は年に1、2回になっているが、1999年のSGオールスター優出のほか、2011、2013年の一般戦Vなど結果を残している。混戦を一気に抜け出すか。
 坂口周桐本康臣の三重コンビもV圏内につける。坂口はB級陥落も、心技体を復調させ1期でA1級返り咲き。2018年7月のまるがめで勝ち上がり、これが通算52回目の優勝となった。2010年には住之江周年を制しG1ウイナーの仲間入りを果たしている。的確なスタートとハンドルワークの持ち主で、実力は一般戦では間違いなく上位。不惑を迎え、目の前のレースに集中。蒲郡は5節連続優出中で、前々回参戦の2017年10月は3コースからまくり差して優勝している。新たな年、好相性水面を舞台に加速する。
 桐本は安定感ある走りで予選上位突破に照準を合わせる。3期連続でA1級をキープし、スロー域だけでなく4、5コースからでも連に絡むハンドルワークを持っている。12月桐生で2018年の優出回数を2ケタに乗せた。Vロードを突き進む期待は高まる。
 福田雅一樋口亮村田修次関口智久妹尾忠幸らもシリーズをリードする力を持つ。中でも福田は11月浜名湖マスターズリーグ第7戦で先行2艇がもつれたところを突いて逆転優勝。12月江戸川は1号艇フライングの恵まれでV。蒲郡は約1年半ぶりの参戦ながら直近5節中4優出の好成績を残す。流れの良さが光るベテランレーサーが同期同支部の三嶌とともに快走披露へ。A2級降格も発奮材料になる。ボートレース界屈指の理論派、村田も同様。17期連続で守ってきたA1級からA2級の身となり巻き返しあるのみ。樋口はスピードに乗った旋回で確実にポイントを稼ぎたい。F持ちの関口、F休み明け2節目となる妹尾はスリットに集中して存在感を示したい。
 女子では谷川里江大瀧明日香宇野弥生の地元トリオに注目。男子相手でも積極果敢な走りでV戦線生き残りは十分に可能。2018年5月桐生でデビュー初Vし、新年から初A1級の土屋千明も侮れない。