すっかり恒例となったボートレース蒲郡の準優6レース制。「ボートレース界初の準優6レース制!」として2013年から毎年欠かさず開催されている。初年度には3連単51万舟券が飛び出し、蒲郡の歴代最高配当は今も更新されていない。なお、今年は初めて6日間シリーズで行われる。優勝争いへどんな影響を及ぼすのか!?

 主役は赤岩善生。どんな条件になろうと蒲郡でのパフォーマンスが落ちることはない。これまでに当地で積み重ねた実績は50優出23優勝。G1タイトルも2011年に東海地区選手権、翌年には57周年記念を手にしている。9月1日時点で通算のV回数は96。どこのレース場でも活躍するが、純地元では他(2位は常滑の10回)を大きく引き離している。卓越された整備手腕を武器に地元の牙城を守る!
 蒲郡最強男を破るのは至難の業だが、若さがそれを可能にするかもしれない。山田祐也は他を出し抜くスリット攻勢が持ち味。3年連続でSGボートレースメモリアルに推薦されているように、次代の徳島支部を背負う逸材だ。
 メモリアルと言えば、大峯豊も徳山代表として6年振りに推薦を受けた。今回も準優入りはお預けとなったが、一般戦では常にV候補に挙がる。蒲郡はV3と出場機会を考えれば相性は上々だ。
 SGとG1の勲章を持っているのが矢後剛。SGは2000年のボートレースクラシック(浜名湖)、G1は2005年の津周年を勝っている。タイトル数はひとつずつだが、SGの出場回数は46回と大舞台でのバイプレイヤーとして活躍した。前期勝率も6.99と全盛期に迫っており、さばきに陰りはない。
 鳴門のお盆開催で名前を挙げたのが菅章哉。予選をオール舟券絡みで駆け抜け、トップ通過から優勝へ繋げた。ルーキーシリーズを走っている頃から一発力は秘めていたが、最近は安定感も身に着いた。今期も6点台半ばとA1継続へ視界は良好だ。
 これまで3度のA1歴があるのが谷川祐一。前期が6.24、前々期は6.27、4期前は6.23と計ったようにA1ボーダーをクリアしている。今期も8月末時点で6.24。こちらはパンチ力が付くとひと皮むけるかも。
 今期の適用クラスはA2だが、A1返り咲きが濃厚なのは塩田北斗鈴木博。塩田は期始めの宮島でインから逃走Vを決め、アベレージも7点を超えている。その前は7期連続でA1だったように地力は確かだ。鈴木も埼玉の古豪として長きに渡って活躍。今期は27期振りのA2だが、オープンコースから繰り広げる自在戦はサビていない。
 他にも折下寛法高山智至小山勉藤田浩人亀山雅幸齊藤優浜野孝志前出達吉茶谷信次川島圭司らA2戦士が見せ場を作ってくれるだろう。
 最後に地元勢は大看板の赤岩以外にも池田雄祐杢野誓良堀本裕也樋口範政太田潮が参戦。池田と杢野は蒲郡のお盆開催を優勝した実績があり、歯車が噛み合うと大仕事を成し遂げるかもしれない。また、堀本や樋口、太田も気持ちの入ったレース運びで舟券に貢献する。