「愛知の、そして蒲郡競艇の代表のつもりで走っています!」 桐生オーシャンカップ最終日、仲口博崇選手がこう話してくれました。次のSG・若松モーターボート記念に向けての意気込みです。 「多摩川総理杯・優勝戦のときもそうでしたが、地域の代表として機会を与えてもらっているという気持ちで臨みます」と言う口ぶりからは、周囲への配慮や感謝の気持ちが感じ取れます。精神面の大きな飛躍があったことは間違いありません。 5月中旬に新規格ペラが導入されておよそ3ヶ月。選手間でさまざまな反応が出ていますが、仲口選手はペラ作りに手応えを感じています。 「規格が変わってからずっといい感じできています。出なかったのはオーシャンだけです」と真顔。本体に力が無くよほどマッチしないケースを除き、エンジン出しのストライクゾーンに球を投げ込む制球力は確かなものがあります。 不足しがちな情報やノウハウを外注ペラでカバーしようとする選手が存在するなか、仲口選手は『自前』に挑戦し続けているサムライ。人任せにできないタイプです。選手だった父親譲りの器用さと理論、そして大嶋一也選手伝授のコンセプトや考え方をアレンジして競艇戦国時代を生き抜いているのです。 これまで何度か、ペラ作りの現場を見せてもらったことがありますが、製作中の表情は真剣そのもの。同時に子供のようでした。少年の心を持つSGレーサーは、素人の私にもペラ作りの基本や出来栄えの良し悪しについて熱く語ってくれるのです。その情熱の成果が、今回の規格改正によって発揮されたと思われます。 大嶋選手が言います。「最近実績があがっていることもあるんでしょうが、自信がついてきたかもしれませんね…」。手取り足取り教えるタイプではない大嶋選手。弟子の成長をじっくり待つ師匠の言葉には重みがあります。 確かに、このところの仲口選手には安定感があるばかりか気迫がみなぎり大人の雰囲気。インタビューの受け答えも堂々とし、実直な話しぶりは頼もしい限りです。今年は8月初旬で優勝4回。しかもGTVが2回と好調。ここ最近は、下関のグラチャン・蒲郡周年、徳山周年と準優1着で連続優出。成績にブレがありません。また、勝率も8点台をマークするなど名実もともに愛知の牽引役となっています。さらに、SG優勝戦進出は2回。総理杯(4)・グラチャン(6)とくれば願いはただ一つ。デビュー14年目の栄冠です。「消音用のペラは2枚。結構いいと思います。また、水をしっかりつかむタイプのペラも別に用意しています…」。若松はそれほど実績のあるプールとは言えませんが、蒲郡と同じ消音のナイターレース場。期待がもてます。 2001年以来、賞金王決定戦への挑戦権を手に入れようと奮闘中の仲口選手。努力の成果が一気に果実となる瞬間は遠くないと信じます。競艇甲子園・若松モーターボート記念は8月30日開幕です!
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名 前:荻 野 滋夫(おぎのしげお) 生年月日:昭和35年(1960年)5月1日 〔現在44歳〕
★MCとしてスポーツ実況を中心に活動中
【 競 艇 】 ・蒲郡競艇をはじめ各競艇場 (選手紹介や表彰式・トークショー等) ・日本レジャーチャンネル (特別競走中継MC・勝利者インタビュー) ・オンエア各局=テレビ・ラジオ (中継MC・インタビュー他)