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第20回賞金王決定戦が終わりました。池田浩二選手がシリーズ戦を制し、仲口博崇選手が決定戦準優勝。愛知勢の活躍が目立つ節目の大会でした。今回は、その賞金王シリーズ戦で栄冠を勝ち取りました池田浩二選手を特集します。
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●グラチャン覇者・池田浩二選手復活!!
03年丸亀グラチャン覇者・池田浩二選手が復活しました。
12月23日の第10Rシリーズ戦の頂上決戦、絶好の4コース大カドから08のトップスタートでマクリ快勝。ここ一番の強さを示す大舞台でした。準優も同様のレースで競艇の醍醐味を披露してくれた池田選手。表彰式では、「池田、ありがとう!」というファンの大きな声がとんでいました。
思い返せば、池田選手にとってGT初優勝となった02年7月・蒲郡周年の準優・優勝と内容がダブります。本来のスピード戦を取り戻し、さらなる飛躍が期待されます。
しかし、初のSGタイトルを奪取してから2年半の雌伏の時は、ファンにとっても本人にとっても長くつらいものでした。勝ちたい気持ちは人一倍の池田選手。そのメンタリティーがフライングにつながりました。
「半期に2本もFを持つと本当に苦しいんです。なかなか自分本来の走りが出来ないばかりか、その後のF休みが響いてレース勘が鈍ります。リズムも悪くなりますし、戦う態勢が整わないんですよね…」。
デビュー9年目。17期でフライングが14本という数字が示す通り、1期に平均1本弱はスリットオーバーしている勘定になります。
「とにかく勇み足をしないよう決心したのが、今年2月。住之江でフライングを切った時でした。あれから10ケ月余り切っていません。こんなことはデビューして初めてです」。
●2006年は勝負の年
立ち直りの決意をした相性の悪い住之江で、SG2冠目を勝ち得たのですから言うことはありません。
「住之江は難水面ですし、最近ペラの調子が悪いので不安でしたが、ここできっかけを掴んだのは大きいです。消音エンジンのレース場では何とかなるんですが、ノーマルエンジンの場では戦える足にならない…。なんでだろうと、すっと考えていたんです。
いわゆるイキ足がなくて1マークまでにのぞいていく感じが全然ない…。インだと叩かれますし、センターではつつまれる。
アウトでは立ち遅れて後をついていくしかない、というパターンになっていました」。振り返りながら池田選手は感慨深げな表情を見せました。
「新基準ペラになってからは旋回時にキャビってしまい、ターンロスが多くてなかなか進まない感じ。いつものウイリーターンができない。ウイリーをしても意味がないんじゃなくてバウ(ボートの前の部分)が持ち上がらないんですよ」。エンジンに力がありスムーズに旋回できる時にきれいなウイリーが可能と言われていますから、推進力が不測していたことは容易に想像できます。
しかし、暮れの住之江で結果を出しました。
「この優勝はむちゃくちゃ嬉しいです。新美進司さんや都築正治さんからもアドバイスいただいて、エンジン出しのきっかけを掴めたような気がします。まだまだ従来のウイリーターンのイメージではありませんが、いい感じになりました。来年が楽しみです」。
この優勝で06年のSGシード権を得ましたが、「特に総理杯の出場が嬉しいです。ここのところ、総理杯が遠く感じられていたんでね。よかったです」と顔をほころばせました。
02年・03年と賞金王決定戦を走った池田選手ですが、グランドファイナルステージには進んでいません。
「振り返ると、あの頃はペラについても無知でした。それに自分の知らない世界に放り込まれた感じで、話す人もあまりなく苦労しました。でも、ポツンとしている僕に濱野谷さんが声を掛けてくれて…。濱野谷さんは枠基本のコース取りでもしっかり戦える選手ですし、成績が安定していますよね。僕も濱野谷さんのようなレーサーになりたいです」と話しました。今度、決定戦の舞台に立ったときには一まわりも二まわりも大きくなった勇姿が見られそうです。
「2006年は、勝負の年。スタートはタイミングよりも全速で通過することを第一に戦っていきます。賞金王決定戦の舞台に戻ってきたいです!」と力強く語った池田浩二選手。そのブレークに期待しましょう!
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