レースへの集中力
原田:去年のチャレンジカップが終わってから自信がついたのですが、ここ一番というときに力を出し切れるようになった気がします。今年に入ってからそれを意識しながらレースをしてきましたが、フライング2本のおかげで、危機感が芽生え、そのすべてを浜名湖にぶつけられたという気がします。フライングはいいことではないのですが、今回は自分の中ですごくプラスになっている。特に勝たなくちゃいけない勝負どころが、明確になったことがよかったですね。
去年オーシャンカップの雪辱戦
原田:地元のSGで勝ちたかったんで、オーシャンの優勝戦の悔しさは忘れていませんし、今回は逆の立場になれたので借りを返すという言い方はおかしいですが、今度は俺の番だぞという気持ちはありました。
オーシャンの予選はどこかがよくてどこかが悪くてという感じだったと思います。あまり覚えていませんが、それほど満足したSGではありませんでした。地元のSGは、どうしても勝ちたいという一心です。選手をやっている以上、たくさんのお客さんに声援されるのがうれしいですからね。とくにファンのことを考えると、やっぱり地元のSGで勝つことが、ファンに喜んでいただけることだと思っています。
地元のSG準優勝戦は、6号艇でしたが。
原田:あの時はどうしても優勝戦に乗りたいという思いが強かったですね。6号艇で4日目までの仕上がりでは、難しいと思ったので、最初から回り込むことは決めていました。あの時はたまたま、エンジンと自分の気持ちがマッチングしていました。
優勝戦、4号艇での作戦イメージは?
原田:スタートにも自信がありましたし、優勝するにはカドを取って、スタートして絞っていくしかないと思っていました。後は絞って空いたところを差すという、そういう気持ちでした。自分の乗り心地を考えると同体スタートじゃまずいな、と思ったのでスタートのことだけに朝から集中していましたね。
地元のファンの皆さんが、僕が早いスタートで行くことを期待していることはわかっていましたので、ファンの期待を裏切れないと思っていました。絶対に早いスタートを、と思っていましたので、スタートがいけただけでも満足しています。
あのレースは得るものは大きかったですね。得たものは準優勝戦のときの勝負根性と優勝戦でのスタートですが、それが大きな自信になって、今回のグラチャンでも生きたと思います。
1マーク
原田:僕としてはちょっとターンミスがあったかもしれませんが、どっちにしろ、辻さんにあんなにいいターンをされたら、どういうターンをしても差されたと思います。あの時は完敗でした。あの状況であのターンを成功させた辻さんをほめるしかないですね。
地元のSGMB記念
原田:もちろん優勝戦に乗って、優勝して地元の大勢のファンの前でウイニングランをする姿を想像しながらレースに臨みたいと思っています。グラチャンで優勝したからって、中だるみみたいなレースはまったくするつもりはありません。目標って言うか、夢は地元のSGをとることなので、できる限りのことはしたいと思っています。
今回の蒲郡モーターボート記念では、オーシャンカップのリベンジ戦をドリーム戦でやるのですが。
原田:ドリームは昨年のオーシャンカップ優勝戦メンバーということで、今度こそ蒲郡で辻選手の前を走りたいと思います。ファンが望んでいるのはスタートだと思っているので、コースはどこになるかわかりませんが、去年の優勝戦と同じぐらいのスタートを切れたら、どんなレースになってもファンも納得してくれると思うので、まずはスタートですね。
予選の道中も気を抜かず、優勝戦に乗って、最高の自分の状態、最高のレースで去年のリベンジを果たしたいと思います。ファンの皆さんも最高の声援で迎えていただければうれしいです。
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