荻野:スピード負けしないという話の中で、グラチャンの優勝戦での1周1マークのターンはすごかったですね。あのときは、1号艇池田浩二選手、2号艇が田村隆信選手、3号艇白井英二選手、4号艇川北浩貴選手、5号艇田中信一郎選手、6号艇三嶌誠司選手という6選手でした。まず、顔ぶれですが若かったですね。
池田:本当に若いメンバーでしたね。
荻野:インコースが池田選手でしたが、スリットどうでした。
池田:まくられたなという感じでした。しかし、うまくまわれましたね。
荻野:普通なら、白井選手にまくられていますよね。
池田:まくられるか、僕が白井選手にとびついて、誰かが差して優勝してたでしょうね。
白井選手が一気に来たんで、まず飛びつくかどうか(握ってまわるかまわらないか)を決めてあとは、白井選手の引き波にはまらないようなターンをしようと思いました。グラチャン優勝戦では、本当にいいターンが出来たと思います。
荻野:グラチャン優勝戦を僕も見ていましたが、1マークでハンドル入れる前に白井選手の動きを見ていましたね。
池田:見ていましたけれども、あれほど自分のイメージ通りのターンが出来るとは正直できるとは思いませんでした。
荻野:快心のターンだったと言うことですね。そして優勝のゴールを飾って、その後表彰式、ピットで水神祭がありました。覚えていますか?
池田:覚えていますね。本当に、うれしかったですからね。地元の吉田隆義さんが残ってくれて、心強かったです。
荻野:こうして、SGウイナーの仲間入りをしたわけですが、SGのタイトルを積み重ねることによって自然と賞金王出場に繋がるとかんがえていますか?
池田:毎年、1つSGのタイトルを獲ることが大きな目標です。
荻野:池田選手のSG勝率は9.38です。これは、すごい勝率ですよね。この前のオーシャンカップの勝利者インタビューの中で、池田選手が『僕のレースは攻めることがレースの1つパターンです』と言っていましたね。
池田:SG戦で、たまたまいいエンジンひけていますからね。
荻野:それだけではないでしょうね。やはり、SGで強い選手と対戦するのはうれしいですか?
池田:うれしくないです。(笑)勝てたらいいな、前を走れたらいいなぐらいは思いますが・・・
荻野:勝負の世界では、勝負する前から実は勝敗は決まっているという話を聞いたことがあります。最初から気持ちで負けてると絶対に勝てないと言います。この選手にだけは勝てないと思ったことはありますか?
池田:あります。しかし、水面にでると勝てないというマイナスの気持ちを忘れてしまいます。
荻野:だから勝てるんでしょうね。このグラチャンでの優勝が池田選手のSG戦線で活躍する選手生活のスタートということができると思います。本当に、おめでとうございます。
池田:ありがとうございます。
荻野:今回のグランドチャンピオン決定戦の優勝の背景には何かありますか?
池田:やっぱり、家で応援してくれている家族とか、友達もそうですし、あと先輩がたが支えてくれてたのがSG優勝に繋がっていると思います。
荻野:その支えてくれた先輩に池田選手もなっていくと思いますが、どんな先輩になりたいですか。
池田:そうですね、僕はあまり自分から話かける方ではないので、聞かれたことに的確な答えをあげたいなと思います。
荻野:隠しませんか。
池田:よく、隠してると言われるんですけど、隠してはいないです。
荻野:選手の中にも、隠す選手とすべてを教える選手といると思いますが、池田選手の場合はすべてを教えるということですね。これは、諸先輩から受け継いだ宝物ですね。
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