荻野:去年は賞金王決定戦に2年連続出場されました。初出場されたあと、雑誌のインタビューで『2年連続で出場しなくちゃ意味が無い』と言うコメントがありました。2年連続で出場してしまいましたね。
池田:3年連続で出場しないと意味が無いですね。
荻野:なんか、マリナーズのイチロー選手みたいなこと言いますね。(笑)
どうして、3年連続出場しなくちゃいけないんですか。
池田:ある程度、お金を稼ぐと税金が大変なんですよ。確定申告に行くのが不満になるぐらいです。(笑)
荻野:日本の税制に不満があるんですね(笑)。でもそれだけお金を稼がれると言うことは社会に貢献されているということですよね。たくさん税金を納めることと社会に貢献するために3年連続で賞金王決定戦に出場したいわけですね。(笑)じゃあ、3年連続で出場するためにどういうイメージで今年は戦いますか。
池田:SGで優勝するということは、やはり難しいんですよ。今年は地元のGIを意識して戦いたいと思っています。
荻野:去年、松井選手がGIを年間8勝されました。強豪ばかりのGIですごい記録です。
選手の間ではGIとSGでは、レースに臨む気持ちとかは変わるものなんでしょうか。
池田:SGに出場している選手は気合や集中力がすごいですよ。僕はそんなに前にでるタイプではないので、圧倒されてしまいます。でもレースに臨む気持ちは一般戦でも、GI、SGでも変わらないです。すべて大切なレースです。
荻野:2年連続で賞金王決定戦に出場されていますが、まだ1着がないですよね。池田選手がひいちゃうくらい他の選手は気合ぱんぱんですか。
池田:そうですね。レース自体は綺麗ではないんですけど勢いがすごいんですよ。僕はその勢いに負けています。いつもとは明らかに違いますよ。話す選手が話さなかったり、もくもくと整備される選手もいますし、気迫におされて、それがプレッシャーになったりしているんだと思います。
荻野:でも池田選手は、準優勝戦や優勝戦などの、ここ一番に強いですよね。
池田:それはモーター次第です。複勝率40%以上が目安ですね。でも競艇場によってペラの調整で良くなることもありますし、モーターを調整することでよくなることもあるので一概に複勝率40%とは言えませんが、モーターが良いといけるという気持ちになりますし、悪ければここはしょうがないかなと割り切る気持ちもありますよ。
荻野:マスコミのかたに『池田浩二選手はエンジン出ているとなかなか言わない』ということをよく聞きますが・・・。
池田:僕は本当に言わないですよ。ただ出足がいい、伸びがいいだけではエンジンが出ているとは言いません。『僕がエンジン出ている』と言うときは全部が完璧なときです。まわりの選手には『エンジンのどこかがいいときは、エンジンの特徴を言え』といわれるんですけど、僕のなかでは物足りない感じなんで控えめにコメントしています。
荻野:ぼくも池田選手の勝利者インタビューをしながらモニターを見ていて『エンジンでてるけどなー』と思うことがありました(笑)。でも今の話でなぞが解けました。
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