荻野:池田選手のターンが話題になっています。ウィリーターンは池田選手が元祖だと思いますけど、あれは誰かに教わったんですか。
池田:3年前に瓜生さんや今坂さんの乗艇姿勢を見ていて、自分なりに改良を加えて練習しました。体重は後ろにかけて足は真下に踏み込む感じです。振り込んだり、転覆したりしましたけど、いい感じでターンできるようになったと思います。僕は脚的にターンした後の一瞬の回り脚が欲しいです。そういう選手にこのターンは有効だと思います。モーターが出ているときは特にさらに有効です。
荻野:整備について教えてください。
池田:僕はもらったモーターをそれ以上悪くしたくないという気持ちがあるんですよ。整備することは以外に勇気がいるんですよ。ピストン、シリンダーケースをやると確かに脚は変わります。良くなればいいですけど悪くなればもうそれ以上はさわらないです。そのときはペラの調整か、ギアケースをいきます。エンジン壊れてもいいから整備してみろと先輩に言われますけど、やっぱり整備するには勇気がいりますね。
整備はまだまだ勉強中です。
荻野:そうですか。2年前ですかね、ここ蒲郡のGIレースでGI初優勝されました。それからレーススタイルが変わりましたか。
池田:そうですね。意味のない全速ターンをしなくなりましたね。若い選手が1人で全速ターンしていますけど、あれは意味がないですね。インをつぶすときにつけまわる全速ターンは意味がありますけど、1人で全速でまわるのはどうかと思います。
荻野:今日は風が強く安定板を使用していますが、どんな影響がありますか。
池田:一瞬の脚も重たくなりますし、風が強いとかまして遅れるのが恐いからみんながスロー進入になってみているファンの皆さんも面白くないと思います。
荻野:81期の修了記念はここ蒲郡競艇で行われました。本栖チャンピオンになりました。池田選手の両親が『おとなしい子なのに、どこにあんな闘志がひめられているんだろう』と修了記念の優勝戦を見て言われたと雑誌に書いてありました。どんな子供だったんですか。
池田:負けん気の強い子供でした。何でも一番にならないと気がすまないような子供でした。
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