記念ウイナーも多数参戦で激戦模様のシリーズだが、仲口博崇が気合の走りで優勝を狙う。最近は記念戦線での活躍が少ないのが残念だが、近況は7点近い勝率をマークするなど調子自体は悪くない。今シリーズは地元ファンの声援に応えるべく、3年半ぶりの地元制覇へ突き進む。
仲口にとって強敵になりそうなのは矢後剛、向所浩二、丸尾義孝といった記念タイトルホルダー。矢後はメンバー中唯一のSGウイナーでもある。チルト3度も駆使した変幻自在の走りで格の違いをみせつける。向所は昨年12月の家康賞で優出4着。勝てる舟脚に仕上げたけに残念な結果となってしまったが、今回はそのリベンジに燃える。丸尾は2月のGT中国地区選手権で優出3着と記念戦線でも結果を出しており、一般戦ならば当然狙いは優勝あるのみだ。近況の好調さが光るのは大神康司と永井源。ともに近況勝率は7点オーバーとリズムは上々で、優勝争いの中心になってシリーズを盛り上げることだろう。武田光史、松村康太の福井コンビも目が離せない。ともに記念戦線ではなかなか満足な結果が出ないが、一般戦ならば地力上位だ。後藤正宗、山田雄太の静岡勢も攻撃的なレースを展開して優勝戦線に加わってくるだろう。田口節子は3年前のSG笹川賞や今年のGT中国地区選手権などでも予選突破したように、男子相手の記念でも互角の勝負ができる。男女混合一般戦での優勝経験も豊富で、強豪男子レーサーをなぎ倒す可能性も十分にある。
11人のA1レーサー以外にも、ベテラン勢では、4月の競艇名人戦出場予定の荘林幸輝、三宅爾士がしぶとい捌きで存在感を示す。伯母芳恒、浅見宗孝、木下陽介といった関東勢や、金子順一、前野竜一の山口コンビも虎視眈々と上位進出を狙う。地元勢では冨田秀幸、河合三弘が走り慣れた地元水面を味方につけて見せ場を作る。若手勢では、新鋭王座決定戦で予選突破を果たした藤岡俊介、地元静岡支部から孤軍奮闘で活躍をみせた庄司孝輔、新鋭王座はF休みで不出場だったが近畿期待の新鋭レーサー西村拓也などスピード自慢が揃っており、シリーズに旋風を巻き起こす可能性も十分にある。