
地元の
岩瀬裕亮がV候補の筆頭だ。2025年はSGボートレースクラシックの出場権を獲得するために奮闘したが、なかなか好結果には繋がらなかった。それでも、ターンテクニックとスタートの精度に陰りはなく、エンジン抽選などがかみ合えばGⅠタイトルに手が届く存在だ。当地は通算26優出7V。10月のGⅠ70周年記念では平凡機に手を焼いたが、諦めない姿勢で見せ場を作っていた。まともなモーターならしっかりと仕上げてくるだろう。ドリーム戦(1号艇)はインからエースの走りに期待したい。

ただし、ライバルは強力。SG2冠の
笠原亮は、2025年12月12日現在で10優出5V。GⅠでは2月の東海地区選手権(津)と12月の常滑72周年記念でファイナルまで駒を進めており、まだまだ記念戦線でも活躍することができることを証明している。当地は通算20優出6V。GⅠでも50周年記念と2008年の東海地区選手権でVゴールを決めており相性は良好だ。
同じくSG2冠の
平尾崇典は、11優出2Vと本来の実力を考えると少し物足りない成績だが、前期は6.95をマーク。最近3年では一番のアベレージを残した。質のいいスタートから繰り出す自在戦でV戦線に名乗り出る。
2025年の勝率なら
田中和也がトップ。優勝回数こそ笠原の方が上だが、大村、若松、尼崎、桐生で優勝を飾りアベレージは7.18をマークした。攻撃力が高くパンチのある攻めで一刀両断のシーンもありそうだ。
攻撃力なら
渡邉和将や
伊藤将吉もかなりのレベル。渡邉は2022年に当地67周年記念でGⅠを初V。2025年2月には徳山で中国地区チャンプに輝き、7月には地元のモーターボート大賞(児島)でGⅡを優勝している。前々期は7.28を残したが、前期は6.37と好不調の波が激しいが、調整がバチッとハマると特別戦をぶっこ抜く力を持っている。今節は3月の当地SGボートレースクラシックを意識した走りで魅了するか。
伊藤将吉は速攻力が一番の武器。前期151走の平均スタートタイミングはコンマ13で発順も2.6と今節の出場選手中でナンバーワンだ。
今シリーズは攻めるタイプの参戦が多いが、そんな中で
小山勉は堅実さが持ち味。勝ち星を量産するタイプではないものの、4期連続でA1級ボーダーをクリアしており、手堅い走りで大崩れが少ないのが特徴だ。
A2級陥落から1期でA1級に返り咲いたのが
横澤剛治。ウエートがあるためエンジン出しが課題になるが、剛柔兼備のコーナーワークは絶品。当地は15優出3Vとコンスタントに力量を発揮している。
以上8名が新期A1級レーサーだが、今節は地元勢の層も厚い。冒頭の岩瀬を始め、
伊藤誠二、
北川潤二、
三浦洋次朗、
吉田慎二郎、
都築正治、
本多宏和、
一色凌雅、
沼田大都ら総勢9人が迎え撃つ。前期の伊藤はデビュー3期目以来のB1級に陥落してしまったが、6.05を残して新年からはA2級に戻っている。スタートのキレ味は健在でダッシュの乗ったスリット攻勢は脅威だろう。
A1級キープは果たせなかった北川だが、期末の戸田で5コースからまくって優勝。今期に入っても調子が良く7点オーバーで飛ばしている。
2025年にブレイクしたのが三浦。クラスこそA2級のままだが、2月の常滑で初Vを挙げると10月の多摩川、月またぎの津で連続優勝。充実期を迎えている。
A2級常連の吉田、4期ぶりにA2級昇格の都築も地元で気持ちの入ったレースを披露するだろう。B1級の本多だが、本来の力量はA1級レベル。反撃を見守りたい。7月の当地ルーキーシリーズで優勝した一色と着実に力を付けている沼田も舟券に絡んで上位進出を狙う。