
ゴールデンウィーク恒例の「中日スポーツ賞 第55回竹島弁天杯」は5月1日から6日間行われる。地元の強豪らが集結して熱戦を繰り広げるが、不動の中心はやはり地元大エースの
池田浩二だろう。今年の池田はここまで絶好調。何しろ、1月のBBCトーナメントからGⅠ戦で5連続優出。しかもその優勝戦で3連対を外したのも6号艇だったBBCトーナメントのみ。常滑東海地区選、若松周年が準V、児島周年V、尼崎周年3着と圧巻の内容だ。ただ、池田自身はそれよりも地元SG・蒲郡ボートレースクラシックの悔しさの方があるだろう。ワースト級のエンジンを引き、屈辱の予選敗退。それから約1カ月、今回は雪辱を期す戦いで、もちろん優勝を目指す。

前期(2025年5月1日~同10月31日)勝率で池田に次ぐ7.76の高勝率をマークしたのは
吉田裕平。今期に入って少し勝率は下げてはいるものの、1月の芦屋周年(準V)と2月の常滑東海地区選(3着)とGⅠ戦で優出しており、調子そのものは悪くない。5月末のSGボートレースオールスターにもファン投票で選出されているだけに、この地元戦から徐々にリズムも上げていきたい。
前田滉もV候補に名前が挙がる。昨年のPGⅠ・ヤングダービーでGⅠ初制覇した前田は、今年の当地新春レースも制覇。内容もオール3連対で、予選首位通過から最後まで主役の座を守り通してみせた。また、3月の当地SGボートレースクラシックでもフライング持ちながらも節間4勝と爪痕を残した。もっとも、そのフライングは2月の常滑東海地区選の優勝戦1号艇で切ったもので、フライング休み終了後、1年間GⅠ・GⅡ戦に出場できないペナルティーが待ち構える。フライング休み前最後のシリーズだけにファンにしっかりアピールはしておきたいところだろう。
今期好調なのは
黒野元基。昨年11月1日から約5カ月を経過した時点で7.70の勝率をマーク。2025年前期に残した勝率6.88を超えるのはほぼ間違いなく、キャリアハイの成績を更新する。優勝も今年に入って蒲郡、三国、びわこと3回。今回は当地連覇がかかる。
A1級は先に挙げた4人も含め総勢12人。
岩瀬裕亮は1月のびわこGⅡ秩父宮妃記念杯で待望の特別戦初タイトルを獲得。その後GⅠ戦でも常滑、江戸川、尼崎などで準優勝戦に進出するなど安定感が光る。前期自己最高勝率の7.23をマークしたのは
中村泰平。またこの当地では2018年から昨年まで8年連続で優勝をマークしている
柳沢一もその記録継続がかかる。2月の当地「龍神杯」では優出したものの3着に終わっただけに、「今度こそは。」の思いだろう。他にも実力者は多数いる。調整面で多くの引き出しを持ち、攻撃力を繰り出してくる
杉山正樹、的確なスタート力を誇る
北野輝季に
野中一平。
佐藤博亮、
永井源も堅実なレース運びでファンの期待に応え続けている。
また、現在はA2級でもA1級返り咲きが濃厚な
坂元浩仁に、ベテラン
伊藤誠二、
野口勝弘、
古川誠之、
都築正治らも勝ち上がるだけの力はある。さらに若手でも昨年7月の当地ルーキーシリーズでデビュー初優勝した
一色凌雅に
川原涼、
近藤颯斗らも着実に力はつけている。遠征組も静岡支部の
野長瀬正孝、
石原翼は実力者だけに軽視はできない。