もうすぐ2026年も折り返し地点。6月最終節は「スポーツニッポン杯争奪 蒲郡ボート大賞」で、23日から28日まで男女混合の6日間シリーズとして行われる。

 現在A1を務める6人が引っ張る可能性が高い。その中では、2023年のSG全日本選手権(ボートレースダービー)以来の参戦となる西村拓也を筆頭に推す。当地は2020年3月、2023年4月のGⅢ戦をV。今年は1月津、3月若松を優勝している。2011年前期に初めてA1に昇格してから15年以上も守り続ける安定感抜群のさばきに期待したい。
 永井源はGW戦に続く今年2回目の当地登場だ。7月からA2陥落となるが、昨年は2V。今年も2月の常滑GⅠ東海地区選手権で予選を突破と地力は安定している。6回目の当地Vに向けて突き進む。
 7月から適用される新勝率は自己最高の6.79。5期連続でA1をキープして、しかもすべて前の期を上回る勝率を残している尾上雅也が勢いなら一番だ。今年は1月浜名湖、3月三国をV。どちらも1枠以外でのVと地力アップが目覚ましい。今回当地初Vがあっても不思議ではない。
 中村晃朋は一昨年6月のGⅠ69周年以来の登場となる。前回は3連勝スタートから予選トップ通過。準優で敗れて惜しくも優出は逃したが、翌年のSG初出場につながる大きな経験となった。尾上同様に当地初Vを目指して突き進む。
 出場メンバー中、7月からの適用勝率で1位なのは6.96の加藤翔馬だ。3月の多摩川男女W優勝戦で今年初V。当地の出走歴はそう多くないが、昨年6月戦で優出3着の実績がある。角谷健吾は新勝率6.22で惜しくもA1残留は逃した。それでも、3月に平和島で優勝している。今回は2014年9月以来となる超久々の当地Vを狙う。
 現在のA2勢では鈴木孝明に注目したい。1月福岡がデビュー初Vで、4月尼崎で2回目のV。そして5月徳山で3回目のVを飾った。単なる勢いではなく実力開花とみて良い。7月から21期ぶり、10年半ぶりにA1に復帰する渡邉俊介と、2期ぶりにA1復帰を決めた野口勝弘の地元・愛知支部勢も面白い存在。
 8人が参戦する女子は、ただ1人A級の今井裕梨がエース格。2月の鳴門PGⅠスピードクイーンメモリアルでGⅠ初優出と地力は健在だ。当地はVこそないが、2024年末のクイーンズクライマックスシリーズ戦で準Vの戦歴がある。森陽多長野未来に、5月にデビューした138期生の板頭里緒中川海虹は今回が当地初登場となる。
 長らくA1で戦ってきた桐本康臣、2月丸亀でデビュー初Vを飾った田頭虎親もきっかけひとつで上昇する可能性は十分。とくに田頭は、重成一人門下の兄弟子となる中村と同配分なので心強い。伊藤喜智は同郷同期の西村が心強い存在となりそう。昨年4月の当地戦でデビュー初勝利、水神祭を挙げた吉田一心は、デビュー3期目で5点勝率を稼ぐなどスターロードを歩む。そろそろ優出、それ以上があるか?
 この他、ベテラン勢では中里英夫安田政彦がダークホース。若手では樅山拓馬三馬崇史あたりを押さえておきたい。