「三遠ネオフェニックス杯」は11月21日から24日までの4日間開催。男女混合戦、予選2日間の準優3レース制で争われる。

 尼崎SGダービー出場組の2人がシリーズを引っ張る。甲乙つけがたいが、松村敏を筆頭に推したい。ボートレース界トップクラスのスタート力を生かした速攻がさえている近況。当地は5年近く走っていなかった時期もあるが、今年は3回目の出走。当地最近3節で2優出と安定している。15年ぶり2回目の当地Vを狙う。
 秋元哲は当地の一般戦に限定すれば6節連続優出中の巧者。当地最近11節で8優出とドル箱にしている。10月の三国73周年記念でGⅠ初優出。尼崎ダービーで自身2回目のSG出場と充実している。7年ぶり2回目の当地Vを狙う。 2008年1月から18年、36期連続でA1を守っているのが石橋道友だ。玄人好みの安定した旋回力が持ち味。優秀なモーターを引いたときは特別戦でも好配当を提供する。9月に2回、GⅠで予選を突破している。今節は準Vだった昨年4月戦以来の参戦だ。
 前原大道は当地で現在2節連続優出中。当地ではチルトを上げる伸び仕様を実践したり意欲的な走りを見せる。今年7優出の内訳は4日間開催で2回、5日間開催で3回。どちらかといえばショート、ミドル開催で強い。
 地元の愛知勢は前田聖文が軸となる。当地を走るのは正月戦以来。現モーターになってからは初めてだが、同じバイオ燃料の浜名湖などで近況は好成績を残している。渡辺真至は昨年7月のケガで8カ月間欠場。今年4月に復帰して前期は1期間走り抜けた。次はA級復帰に向けて進みたい。
 松山将吾の前期は安定感抜群。3節連続優出が2回あった。6月の大村GⅡ誕生祭は、予選突破こそ逃したが節間3勝をマーク。当地初Vは十分狙える。あと1人のA1は吉村正明。前期は前半がややふるわなかったが、中盤以降は持ち直してきただけに侮れない。
 A1以外にも有力選手は多い。岡崎恭裕は前期の出走回数不足でA2だが、実力はA1バリバリ。当地では2020年のSGチャレンジカップ優出の実績が光る。また、当地の一般戦に限れば5節連続で優出している。
 黒崎竜也は来年1月から6期ぶりにA1復帰となりそう。今節は30日のF休み明け初戦。高いプロペラ調整力を発揮して突っ走りたい。梶野学志、松尾充、小原聡将も前期は6点台の勝率を残した。短期決戦独特の流れの早さにうまく乗って上位進出を狙う。
 8人が参戦する女子勢は『元・愛知支部』の2人が軸となる。原田佑実は一時期B級に落ちたが、勝率6点台まで復活した。5月に138期生としてデビューした愛娘の田中結(大阪)の存在も大きいだろう。永井聖美はオール女子戦よりも男女混合戦を多く走った前期で好成績を残して、来年1月からのA級復帰を決めた。今年にGⅠ初出場、デビュー初優出を決めた井上未都にも注目したい。139期の新人・竹田采実はデビュー2節目となる。
  その他では藤山雅弘、伊久間陽優、三村岳人に警戒が必要か。