PGⅠレディースチャンピオン
を終えて

 PGⅠレディースチャンピオンは遠藤エミが圧勝!
真夏の女王決定戦が終わり、11月19日から24日の下関GⅡレディースチャレンジカップでPGⅠクイーンズクライマックスの出場メンバーが決まります。
これから約3カ月間でどんなドラマが待っているのか!?みどころを解説していきたいと思います。

過去12年間の出場ボーダー(12位)と次点の選手

選出除外選手を含む
獲得賞金12位、13位の差額表
開催年 12位選手 13位選手 差額
2012年 宇野弥生
22,575,000円
永井聖美
21,796,000円
779,000円
2013年 高橋淳美
22,749,000円
宇野弥生
22,646,000円
103,000円
2014年 守屋美穂
23,941,000円
高橋淳美
23,913,000円
28,000円
2015年 日高逸子
23,290,000円
中里優子
23,173,000円
117,000円
2016年 山川美由紀
24,023,390円
魚谷香織
23,771,000円
252,390円
2017年 田口節子
24,389,200円
日高逸子
23,866,400円
522,800円
開催年 12位選手 13位選手 差額
2018年 細川裕子
26,006,051円
大山千広
25,900,000円
106,051円
2019年 香川素子
27,518,333円
大瀧明日香
27,510,072円
8,261円
2020年 田口節子
27,731,600円
長嶋万記
26,911,666円
819,934円
2021年 大山千広
27,210,000円
鎌倉涼
26,810,739円
399,261円
2022年 堀之内紀代子
27,151,500円
落合直子
27,135,000円
16,500円
2023年 大瀧明日香
28,746,000円
中谷朋子
28,419,000円
327,000円

※2023年の中谷選手はスタート事故により選出除外でした。

 過去12年間の12・13位の選手と獲得賞金額です。出場ボーダーは、ほぼ右肩上がりで昨年はついに2,800万円台に突入しました。この分ですと、近い 将来に3,000万円台を巡る攻防になることが想像されます。
 12位と13位の差額についてですが、最小は2019年の8,261円。次いで2022年の16,500円、2014年の28,000円と過去10年間で3回も僅差によって明暗が分かれました。このことはPGⅠクイーンズクライマックス出場を目指している女子レーサーはみんな意識していることです。

賞金ランキングと実質3枠を巡る戦い

8月12日時点の獲得賞金ランキング
順位 選手 金額
1位 遠藤エミ 43,529,000円
2位 渡邉優美 33,614,866円
3位 浜田亜理沙 33,243,166円
4位 三浦永理 29,125,000円
5位 守屋美穂 28,014,000円
6位 細川裕子 27,607,999円
7位 平山智加 24,999,866円
8位 海野ゆかり 23,512,000円
9位 宇野弥生 23,074,932円
10位 藤原菜希 22,447,000円
11位 長嶋万記 19,912,000円
12位 平高奈菜 19,824,500円
13位 清埜翔子 19,746,000円
14位 松尾夏海 19,531,000円
15位 櫻本あゆみ 19,466,066円
16位 岩崎芳美 19,267,500円
17位 川野芽唯 18,831,982円
18位 西橋奈未 18,806,000円
19位 寺田千恵 18,722,732円
20位 平田さやか 18,696,464円
21位 落合直子 18,443,333円
22位 實森美祐 17,841,000円
23位 田口節子 17,764,000円
24位 廣中智紗衣 17,077,000円
25位 日高逸子 17,072,848円
26位 今井裕梨 16,720,398円
27位 大瀧明日香 16,702,000円
28位 向井美鈴 16,589,982円
29位 関野文 16,159,666円
30位 深川麻奈美 16,000,999円

※4482守屋美穂選手はフライング(SG・GⅠ準優勝戦)のため
PGⅠが選出除外となりました。

 この表はPGⅠレディースチャンピオン終了(8月12日)時点での獲得賞金ランキングです。5位の守屋美穂は、GⅠ競走除外のペナルティー期間中のため今大会には出場することが出来ません。これにより今年は実質のボーダーが13位になります。
 6位の細川裕子までは当確。7位の平山智加はPGⅠレディースチャンピオン後に30日のF休みが控えていますが、賞金面でのアドバンテージがあるため有力でしょう。8位の海野ゆかりも9月9日から30日のF休みが待っていますが、こちらも机上ではボーダーに届く計算です。ただし、これ以上のスタート事故は起こせません。
 9位の宇野弥生は、PGⅠレディースチャンピオンこそ平凡機に泣きましたが、その前の津GⅢオールレディースをV。このままマイペースを貫けば、12年ぶりの出場が視界に入ります。
 10位の藤原菜希は既にF休みを消化していますが、F2になると厳しくなるだけに、今期中は際どい踏み込みを封印するかもしれません。
 上位陣が崩れなければ残りは実質3枠。改めて表を見渡すと1,900万円台には、11位長嶋万記、12位平高奈菜、13位清埜翔子、14位松尾夏海、15位櫻本あゆみ、16位岩崎芳美の6選手がひしめき合っています。
 また、10月31日時点で20位までに入っていれば、下関GⅡレディースチャレンジカップに出場することが出来ます。優勝賞金は490万円に増額されており一発逆転も可能です。現時点では22位實森美祐、23位田口節子、そして27位地元・大瀧明日香の諦めない走りに注目です。

8月の女子レースを振り返る

 8月の女子賞金戦線を振り返ります。女子レーサーにとって最大のボーナスステージだった福岡PGⅠレディースチャンピオンが終了。ここではそれ以外の女子レースや獲得賞金ランキングの変動について触れておきます。
 西橋奈未はびわこのお盆開催で優出2着。続く丸亀SGボートレースメモリアルでは、予選突破こそかないませんでしたが、節間2勝を挙げるなど、存在感をアピールしました。 これにより、8月12日現在では女子賞金ランキング17位でしたが、一気に11位まで上昇。PGⅠクイーンズクライマックス出場圏内に突入して来ました。 9月は7日からの徳山一般戦、18日からの桐生PGⅠヤングダービーにあっせんが入っています。特にPGⅠヤングダービーは高額賞金レースなだけに更なる期待が膨らみます。
 福岡PGⅠレディースチャンピオン前の8月6日に丸亀ヴィーナスシリーズを制したのが森下愛梨。18日の徳山ヴィーナスシリーズでVを飾ったのが佐々木裕美。 24日の浜名湖GⅢオールレディースを制したのは川井萌。そして8月30日の平和島GⅢオールレディースは高田ひかるが勝ち名乗りを挙げました。
 森下と川井は嬉しいデビュー初V。森下が道中の猛追劇を魅せれば、川井は鮮やかなまくり差しと将来が楽しみになる勝ちっぷりでした。 また、丸亀ヴィーナスシリーズで森下に競り負けた佐々木が徳山ヴィーナスシリーズでリベンジを果たし、高田は平和島GⅢレディースカップで復活ののろしを上げる3コースツケマイを決めました。 西橋を含めたこの5選手は、いずれも福岡PGⅠレディースチャンピオンには出場することが出来ませんでしたが、気迫のこもったレースで奮闘が光りました。なお、8月終了時点での獲得賞金ランキングは、川井が38位、高田が39位、佐々木が50位、森下が154位です。

8月女子戦優勝者

9月前半の女子レースを振り返る

 9月に入り下関GⅡレディースチャレンジカップの出場選手決定まで2カ月、蒲郡PGⅠクイーンズクライマックスの12人決定まで3カ月を切りました。 ここでは9月前半に行われた常滑ヴィーナスシリーズ、大村GⅢオールレディース、宮島GⅢオールレディースの3節を振り返ります。
 まず8月31日から9月5日まで行われた常滑ヴィーナスシリーズは、小野生奈が3年ぶり通算22Vを飾りました。昨年3月に産休から戦列に復帰。 すぐさま7台の勝率を残し、ブランクを全く感じさせませんでした。ただ、2023年5月徳山オールレディース、2024年3月津ヴィーナスシリーズでは、 優勝戦の1号艇で敗れるなど、優勝になかなか届かなかったのも事実でした。それだけに、この優勝は完全復活を印象付けました。 この後の宮島オールレディースでも優勝戦に駒を進め、9月20日時点での女子賞金ランキングは73位まで押し上げました。
 9月6日から11日の大村オールレディースは、4カドからトップショットを決めた山川美由紀がまくり一撃でV。今年初、通算81回目の美酒を味わいました。 このシリーズは、準優勝戦で1号艇トリオが敗れる大波乱。その1号艇で唯一2着に粘った山川が、ファイナルは4カドから持ち前の速攻力を生かして決定力の違いを見せつけました。 女子賞金ランキングは24位まで浮上しています。
 9月12日から17日までの宮島オールレディースでは、絶対女王・遠藤エミがV。今年4度目、通算44Vを果たしました。この宮島オールレディースも準優勝戦で波乱が発生。 得点率1位の鈴木祐美子、2位の淺田千亜希が準優勝戦で敗退。そんな中、遠藤は貫禄の逃げを披露。優勝戦も危なげなく押し切りました。 これで8月の福岡PGⅠレディースチャンピオンから常滑一般戦、今回と1カ月ちょっとで3V。賞金トップを快走中です。

9月前半女子戦優勝者

9月後半の女子レースを振り返る

 10月に入って少しずつ気温が下がり始めました。31日の下関GⅡレディースチャレンジカップ出場選手決定まで1カ月、PGⅠクイーンズクライマックスの12人決定まで2カ月を切りました。 ここでは芦屋ヴィーナスシリーズと児島GⅢオールレディースを含む9月終了時点での女子賞金ロードを振り返ります。
 最初に9月18日から23日まで行われた芦屋ヴィーナスシリーズは、4カドからコンマ05のトップショットを決めた藤崎小百合が一目散に締めて行きましたが、 1マークは流れてしまい万事休す。絶好展開だった5コースの赤井陸と2コースの山川美由紀が差してバックストレッチは両者の伸び比べ。 山川が最内有利に運んで2マークを先取り、赤井はツケマイ勝負に出ましたが、流れてしまって4番手まで後退してしまいました。
 芦屋ヴィーナスシリーズを優勝した山川は前節の大村GⅢオールレディースに続く連続V。大村オールレディースのスタート一撃が“剛”なら、今度は展開を突いた2コース差しと“柔”軟な一面を披露しました。優勝後に本人は「たまたまですよ」と謙遜しましたが、 どちらも準優勝戦は1号艇で乗っているだけに予選道中の安定した走りが光っています。この優勝で女子賞金ランキングは20位まで浮上。 この1カ月間で9つも順位を上げました。順位を上げたと言えば寺田千恵もその一人。こちらは山川優勝の連続2着ですが、着実にポイントを稼ぎました。 8月末の19位から13位まで押し上げています。
 9月24日から29日までの児島GⅢオールレディースは、得点率2位通過の宇野弥生が優勝戦はコンマ09のトップスタートを決めて逃げ切りました。 この優勝で女子賞金ランキングは7位まで上昇。PGⅠクイーンズクライマックス出場に大きく前進しました。今年は当地で開催されることもあり、 年頭から気持ちが入っていましたが、2012年の第1回大会以来、12年ぶりの夢舞台復帰が目の前です。

9月30日時点の獲得賞金ランキング
順位 登録番号 選手 金額
1位 4502 遠藤エミ 49,945,000円
2位 4546 浜田亜理沙 37,064,166円
3位 4590 渡邉優美 35,173,866円
4位 4208 三浦永理 34,711,000円
5位 4482 守屋美穂 31,494,000円
6位 4123 細川裕子 28,451,999円
7位 4183 宇野弥生 27,383,932円
8位 4387 平山智加 27,084,866円
9位 4627 藤原菜希 26,306,466円
10位 4961 西橋奈未 26,208,000円
11位 3618 海野ゆかり 26,124,000円
12位 4450 平高奈菜 25,427,500円
13位 3435 寺田千恵 24,678,732円
14位 4190 長嶋万記 23,979,000円
15位 4433 川野芽唯 23,573,982円
16位 4286 平田さやか 23,251,930円
17位 3611 岩崎芳美 22,587,260円
18位 4289 落合直子 22,060,333円
19位 4642 松尾夏海 21,955,000円
20位 4478 櫻本あゆみ 21,433,066円
21位 3232 山川美由紀 21,354,000円
22位 4050 田口節子 21,305,190円
23位 3188 日高逸子 20,920,848円
24位 3999 大瀧明日香 20,751,000円
25位 4963 實森美祐 20,659,000円
26位 4738 清埜翔子 20,652,000円
27位 4017 向井美鈴 20,228,742円
28位 4117 廣中智紗衣 19,417,000円
29位 3900 香川素子 18,896,000円
30位 4447 深川麻奈美 18,400,999円
順位 登録番号 選手 金額
31位 4773 中川りな 18,118,982円
32位 4443 津田裕絵 17,892,000円
33位 4065 金田幸子 17,587,000円
34位 4240 今井裕梨 17,582,398円
35位 4804 高田ひかる 17,351,000円
36位 3845 中谷朋子 17,290,000円
37位 5174 川井萌 17,248,833円
38位 5045 平川香織 17,221,000円
39位 4927 関野文 17,215,666円
40位 4819 蜂須瑞生 17,186,000円
41位 4501 樋口由加里 16,906,466円
42位 4536 喜井つかさ 16,722,532円
43位 3334 角ひとみ 16,701,000円
44位 4569 中澤宏奈 16,674,266円
45位 5056 西岡成美 16,670,000円
46位 4499 滝川真由子 16,562,066円
47位 4964 土屋南 15,841,093円
48位 4399 松本晶恵 15,690,866円
49位 4884 勝浦真帆 15,686,000円
50位 4347 魚谷香織 15,461,000円
51位 5205 刑部亜里紗 15,450,933円
52位 4900 中田夕貴 15,267,732円
53位 4845 前田紗希 15,236,466円
54位 4011 堀之内紀代子 15,154,000円
クイーンズクライマックスシリーズ
出場ボーダーライン
76位 4733 赤井睦 12,985,000円

※4482守屋美穂選手はフライング(SG・GⅠ準優勝戦)のため
PGⅠが選出除外となりました。

9月後半女子戦優勝者

10月前半の女子レースを振り返る

 10月に入り女子賞金ランキングは佳境を迎えました。 ここでは津ヴィーナスシリーズ、徳山GⅢオールレディース、そして途中で打ち切りになった江戸川GⅢオールレディースについて振り返ります。
 まず9月30日から10月5日まで行われた津ヴィーナスシリーズは、山下友貴が4カドからコンマ06のトップショットを決めてまくり勝ち。 スロー水域に構えたA1級レーサー3艇を一蹴しました。近年はなかなか優勝戦に駒を進めるシーンが減っており、2023年は4月の当地のみ(優出4着)。 今年も優勝した津が初めてでした。山下はこの優勝が通算7回目。前回は2017年7月の江戸川ヴィーナスシリーズ以来なだけに、 約7年振りの美酒に酔いしれました。10月19日現在の賞金ランキングは112位まで浮上しました。
 10月6日から11日の徳山GⅢオールレディースは、得点率トップ通過の田口節子がインからガッチリと受け止めて逃走。 通算73回目、遅ればせながら今年初Vを飾りました。振り返ると今年は2月の児島、6月の尼崎でフライング。期が異なるため、どちらも30日でしたが、 休みが多くリズムに乗り切れていませんでした。それでも、9月の芦屋一般戦で優出6着とすると続く児島GⅢオールレディースでも優出5着。 そして、今回の優勝に繋げています。賞金ランキングは17位まで押し上げ、今後も実力者のロングスパートから目が離せません。
 10月14日から19日までの江戸川GⅢオールレディースは、17日の朝に競技棟の燃料保管庫で火災が発生。4日目以降の開催が中止打ち切りになりました。 大きく影響を受けたのが寺田千恵と藤原菜希。寺田はドリーム戦3着後も4・1・1・2着と順当にポイントを稼ぎ得点率は1位でした。 一方の藤原もドリーム戦2着後は3・1・1着とオール舟券絡み。不良航法によるマイナス10点で得点率は10位タイでしたが、途中での中止打ち切りは痛かったです。 賞金ランキングの方は、藤原が9位で寺田は13位。この一件が今後にどんな影響を及ぼすのか!? 今後の動向を見守りたいです。

10月19日時点の獲得賞金ランキング
順位 登録番号 選手 金額
1位 4502 遠藤エミ 52,168,000円
2位 4546 浜田亜理沙 38,197,166円
3位 4590 渡邉優美 36,080,866円
4位 4208 三浦永理 36,001,000円
5位 4482 守屋美穂 33,063,000円
6位 4123 細川裕子 29,686,999円
7位 4387 平山智加 28,696,866円
8位 4183 宇野弥生 28,371,932円
9位 4627 藤原菜希 28,263,162円
10位 4450 平高奈菜 27,917,500円
11位 4961 西橋奈未 27,804,000円
12位 3618 海野ゆかり 26,283,000円
13位 3435 寺田千恵 26,183,428円
14位 4190 長嶋万記 25,492,000円
15位 4433 川野芽唯 24,993,982円
16位 4286 平田さやか 24,538,930円
17位 4050 田口節子 23,770,190円
18位 4963 實森美祐 23,603,000円
19位 4289 落合直子 23,478,029円
20位 3611 岩崎芳美 23,306,260円
21位 4738 清埜翔子 22,861,000円
22位 3232 山川美由紀 22,687,000円
23位 3188 日高逸子 22,163,848円
24位 4478 櫻本あゆみ 22,133,066円
25位 4642 松尾夏海 21,955,000円
26位 4017 向井美鈴 21,689,742円
27位 3999 大瀧明日香 21,575,000円
28位 4117 廣中智紗衣 20,868,000円
29位 3900 香川素子 20,722,000円
30位 4773 中川りな 20,055,678円
順位 登録番号 選手 金額
31位 4819 蜂須瑞生 19,654,000円
32位 4447 深川麻奈美 19,506,999円
33位 4240 今井裕梨 19,193,094円
34位 4443 津田裕絵 19,188,696円
35位 3334 角ひとみ 19,107,696円
36位 4065 金田幸子 19,011,000円
37位 3845 中谷朋子 18,445,000円
38位 4804 高田ひかる 18,436,000円
39位 5045 平川香織 18,403,000円
40位 4927 関野文 18,328,666円
41位 4536 喜井つかさ 18,009,532円
42位 4569 中澤宏奈 17,994,962円
43位 5174 川井萌 17,984,833円
44位 4501 樋口由加里 17,515,162円
45位 4884 勝浦真帆 17,206,000円
46位 4347 魚谷香織 16,911,000円
47位 4045 佐々木裕美 16,884,332円
48位 5056 西岡成美 16,809,000円
49位 4499 滝川真由子 16,562,066円
50位 5205 刑部亜里紗 16,308,933円
51位 4011 堀之内紀代子 16,124,000円
52位 4746 大豆生田蒼 15,967,696円
53位 4791 黒澤めぐみ 15,942,696円
54位 4900 中田夕貴 15,934,732円
クイーンズクライマックスシリーズ
出場ボーダーライン
112位 4464 山下友貴 11,426,696円

※4482守屋美穂選手はフライング(SG・GⅠ準優勝戦)のため
PGⅠが選出除外となりました。

10月前半女子戦優勝者

10月後半の女子レースを振り返る

 10月末が終了。下関GⅡレディースチャレンジカップの出場メンバーが決定しました。ここでは10月後半に蒲郡と尼崎で開催されたヴィーナスシリーズを振り返ります。
 最初に10月20日から25日まで行われた蒲郡ヴィーナスシリーズは、得点率2位通過だった勝浦真帆が準優勝戦、優勝戦をインから速攻。デビューから9年5カ月、通算10回目の優勝戦で嬉しい初Vを飾りました。
 勝浦には“スタート力”という明確な武器があり、2018年1月に大村で優出5着(デビュー2年7カ月)を果たすなど、多くの期待を集めていました。その後はなかなかA2級の勝率ボーダーをぶち破ることが出来ませんでしたが、2025年前期審査期間は勝率を5.99まで押し上げ初のA2級昇格を決めました。女子賞金ランキングも38位まで浮上しました。
 他ではシリーズをリードした渡邉優美は準優で3着に敗れてしまいましたが、F2のハンデを背負っていたことを考えるとトータル6勝は上々だったと思います。
 また、現時点で12位以内の宇野弥生と平高奈菜もエンジン勝率以上に引き出していました。両者とも2連対率20%台のモーターでしたが、さすがの調整力を披露。12月のPGⅠクイーンズクライマックスでの走りも必見です。
 10月26日から31日までの尼崎ヴィーナスシリーズは、ダブルエース機を引き当てた細川裕子が4コースからのまくり差しで優勝。今年3度目の美酒を味わいました。細川はキレのある走りでシリーズリーダーの座をゲットしましたが、準優勝戦12レースでもう1つのエース機に乗る平田さやかのまくりを浴びてしまいました。それでも何とか2着を確保してファイナルへ進出。最後はシャープなまくり差しを届かせてVゴールを決めました。
 細川は女子賞金ランキング6位(クイーンズクライマックス選出順位は5番目)、A1級勝負駆けで参戦した平山智加は優勝戦の2着で7位(クイーンズクライマックス選出順位は6番目)となりました。

10月31日時点の獲得賞金ランキング
順位 登録番号 選手 金額
1位 4502 遠藤エミ 52,762,000円
2位 4546 浜田亜理沙 40,747,166円
3位 4590 渡邉優美 37,808,866円
4位 4208 三浦永理 37,733,000円
5位 4482 守屋美穂 34,958,000円
6位 4123 細川裕子 31,536,999円
7位 4387 平山智加 30,166,866円
8位 4183 宇野弥生 29,823,932円
9位 4961 西橋奈未 29,463,000円
10位 4627 藤原菜希 29,424,162円
11位 4450 平高奈菜 29,119,500円
12位 3618 海野ゆかり 27,995,000円
13位 3435 寺田千恵 27,417,428円
14位 4190 長嶋万記 26,662,000円
15位 4433 川野芽唯 26,326,982円
16位 4286 平田さやか 25,780,930円
17位 4050 田口節子 25,602,190円
18位 4963 實森美祐 24,686,000円
19位 3232 山川美由紀 23,624,000円
20位 3188 日高逸子 23,516,848円
21位 4289 落合直子 23,478,029円
22位 3611 岩崎芳美 23,306,260円
23位 4738 清埜翔子 23,023,000円
24位 4478 櫻本あゆみ 23,003,066円
25位 3999 大瀧明日香 22,911,000円
26位 4017 向井美鈴 22,669,742円
27位 4642 松尾夏海 22,557,000円
順位 登録番号 選手 金額
28位 3900 香川素子 22,128,000円
29位 4773 中川りな 20,992,678円
30位 4117 廣中智紗衣 20,880,000円
31位 4819 蜂須瑞生 20,523,000円
32位 4447 深川麻奈美 20,218,999円
33位 3845 中谷朋子 20,008,000円
34位 4804 高田ひかる 19,758,000円
35位 4065 金田幸子 19,550,000円
36位 5045 平川香織 19,373,000円
37位 4927 関野文 19,356,666円
38位 3334 角ひとみ 19,331,696円
39位 4884 勝浦真帆 19,274,000円
40位 4240 今井裕梨 19,205,094円
41位 4443 津田裕絵 19,200,696円
42位 4536 喜井つかさ 18,990,532円
43位 5174 川井萌 18,808,833円
44位 4501 樋口由加里 18,171,162円
45位 4569 中澤宏奈 18,006,962円
46位 4045 佐々木裕美 17,809,332円
47位 4347 魚谷香織 16,911,000円
48位 5205 刑部亜里紗 16,822,933円
49位 5056 西岡成美 16,809,000円
50位 4853 前原哉 16,764,466円
51位 5129 山口真喜子 16,628,000円
52位 4611 今井美亜 16,607,000円
53位 4399 松本晶恵 16,587,866円
54位 4499 滝川真由子 16,562,066円
クイーンズクライマックスシリーズ
出場ボーダーライン

※4482守屋美穂選手はフライング(SG・GⅠ準優勝戦)のため
PGⅠが選出除外となりました。

10月後半女子戦優勝者

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