ガマポ2周年記念マクール杯争奪ヴィーナスシリーズ第15戦ムーンライトプリンセス決定戦

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蒲郡通算成績:2024.9.15時点

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 9月の常滑ヴィーナスシリーズでは、得点率トップ通過からイン王道逃げを披露。約3年ぶり通算22回目の美酒を味わった。
 2023年3月に産休から戻り、2節目の福岡ヴィーナスシリーズでは優出5着。復帰Vは時間の問題と思われたが、ファイナル1号艇で2度敗れるなど、なかなか優勝を果たせなかった。それだけに自信を取り戻したに違いない。
 当地は2013年12月にデビュー初Vを飾ったメモリアルプール。堂々の優勝候補だ。
  • 蒲郡
    通算成績

  • 勝率

    5.49

  • 2連率

    31.3%

  • 3連率

    51.9%

  • 出走

    131

  • 優出

    3

  • 優勝

    1

 今期は3期ぶりのA1級返り咲きへ急ピッチだ。2020年のクイーンズクライマックス(浜名湖)では念願のGⅠ初タイトルをゲット。2022年のボートレースオールスター(宮島)では女子レーサーで4人目のSGファイナリスト(6着)など、脚光を浴びていた。
 ところが、2023年後期適用でF2を起こしてしまい翌期はA2級に降格。前期も本調子には戻らなかったが、今期に入って彼女らしいレースが戻ってきている。復活Vが待ち遠しい。
  • 蒲郡
    通算成績

  • 勝率

    6.38

  • 2連率

    44.9%

  • 3連率

    60.1%

  • 出走

    118

  • 優出

    4

  • 優勝

    0

 今年は2月のGⅡレディースオールスター(琵琶湖)で女子4大競走を初制覇。8月のPGⅠレディースチャンピオン(福岡)では優勝に一歩及ばずの準Vだったが、果敢な走りで地元の責任を果たした。
 9月の常滑ヴィーナスシリーズで今期2本目のフライングを起こしてしまったが、獲得賞金は例年のボーダーを大幅に超えており、年末は当地に戻ってくることが濃厚。今節はF2での参戦でスタートは我慢だが、道中での猛追ショーは必見だ。
  • 蒲郡
    通算成績

  • 勝率

    5.61

  • 2連率

    35.6%

  • 3連率

    52.0%

  • 出走

    146

  • 優出

    1

  • 優勝

    0

 今年は2月、3月に立て続けてスリットオーバー。4月10日から95日間のF休みを余儀なくされた。7月17日から戦列に戻り、8月末頃の平和島GⅢオールレディースでは3コースから全速ツケマイを決めて優勝。立て直しの最中でのV劇は大きな励みになった。
 今期の出走回数は、今シリーズで90走を超える見通し。当地は優勝こそ飾っていないが、いつも活躍している。攻撃力を最大限に発揮して主導権を握りたい。
  • 蒲郡
    通算成績

  • 勝率

    6.01

  • 2連率

    43.8%

  • 3連率

    56.1%

  • 出走

    139

  • 優出

    6

  • 優勝

    0

 元々はターンセンスが光っていたが、近年はエンジン出しとスタートの精度が高まっている。すっかり女子レーサーの超安定銘柄として地位を確立した。 2015年のクイーンズクライマックス(福岡)で初めての勲章を獲得。昨年の多摩川では得点率4位でファイナリスト(4着)に名を連ねた。
 今年も9月15日現在で女子賞金ランキングは15位。ボーダーとは約150万円の差と射程圏内に着けている。的確なコーナーワークでV戦線に台頭してくるだろう。
  • 蒲郡
    通算成績

  • 勝率

    5.19

  • 2連率

    28.7%

  • 3連率

    46.2%

  • 出走

    132

  • 優出

    0

  • 優勝

    0

 9月15日現在で女子賞金ランキングは23位。年末の大舞台出場へ奇跡を起こすためには、10月31日時点で20位以内に入り、GⅡレディースチャレンジカップに駒を進めなければならない。
 厳しいハードルではあるが、今期アベレージは6点台半ばと調子は上向き。加えてどんな場面でも諦めないメンタルを持ち合わせており、最後まで目が離せない存在だ。
 今シリーズはドリームメンバーにシードされており気合を全面に出して臨む。
  • 蒲郡
    通算成績

  • 勝率

    6.10

  • 2連率

    41.3%

  • 3連率

    64.3%

  • 出走

    435

  • 優出

    15

  • 優勝

    0

 

  2023年は蒲郡レディース4部作と題し、GⅡレディースオールスターを始め半年間で4回のオール女子戦が開催されました。今年もこれから半年間に3回のオール女子戦が実施されます。しかも年末には女子レーサーの頂点を決めるPGⅠクイーンズクライマックスが開催されます。今回はヴィーナスシリーズですが、魅力のあるレーサーが集結して注目の一戦です。
  なお、ドリームメンバーの小野生奈平高奈菜渡邉優美高田ひかる川野芽唯大瀧明日香は別コーナーを設けています。

 
— ♦ ドリームメンバーに負けず劣らずの6選手
 今シリーズは豪華メンバーが集結したため、ダブルドリーム戦の実施が検討されたほど。そんなドリームメンバーに負けず劣らずの面々からご紹介いたします。
 GⅠ2Vの日高逸子は、2005年の第18回レディースチャンピオン(大村)を4カドまくりで優勝。2014年には第3回クイーンズクライマックス(住之江)をイン逃げで制しています。また、GⅠ昇格前になりますが、1989年には第2回レディースチャンピオン(多摩川)を7戦全勝パーフェクトVの偉業を成し遂げています。近年はA1級ボーダーに届かないシーズンもありますが、ボートレースへの情熱は衰え知らず。熟練されたハンドルさばきに必見です。
 2016年(第5回)と2018年(第7回)の2回、どちらも平和島でクイーンズクライマックスを制したのが松本晶恵。2024年前期級別審査では前期F2の影響が出てしまい約10年ぶりにB1級に陥落してしまいましたが、ジワジワっと本領を発揮し始めました。当地は前回の2023年3月GⅢオールレディースでフライングを起こしてしまいましたが、7優出1V(2020年3月GⅢオールレディース)のようにアウェー感はありません。
 GⅠウィナーと言えば今井美亜もその一人。2019年の第8回クイーンズクライマックス(徳山)では3コースからのまくり差しでティアラをかぶりました。ところが、その期にF2となり、その後もフライングとは縁が切れずにどん底を経験しましたが、ようやく立ち直りました。約5年ぶりの優勝を待ちわびているファンも多いことでしょう。
 地元のエールを受けるのが宇野弥生。今回のドリーム戦は勝率面で勝る大瀧明日香が選出されましたが、賞金面では宇野の方が上です。今年は2月の戸田ヴィーナスシリーズを3コースからまくって優勝。7月の津GⅢオールレディースでは2コースから高田ひかるを差し切りました。9月15日現在でクイーンズクライマックス出場順位は9番目。賞金を上積みさせたいのは山々ですが、GⅡレディースチャレンジカップのあっせんが決まるまでは勇み足が厳禁なのは百も承知です。今が一番苦しい時ですが、乗り越えて年末の大舞台へ進めて欲しいです。
 中谷朋子はリズムがかみ合った時は7点勝率を残す反面、前期はA2級と好不調の波が大きい傾向にあります。今期はちょうど真ん中の6点台半ばで推移しています。気迫を全面に押し出した走りで魅了します。
 7月から初のA1級に昇格したのが関野文。2期続けてA1級をキープすることが出来るのかが焦点ですが、9月15日現在で6.31と好位置に付けています。優勝戦には14回も乗っていますが、まだVゴールは決めていないだけに、その瞬間が待たれます。
— ♦ 20代で飛躍中の7選手
 20代の出場選手で9月15日現在、最も勝率を稼いでいるのが野田彩加(6.08)。毎期、着実に力を付け、前期の4.78から大きくジャンプアップしています。出走回数も70走を超えているだけに初のA2級昇格は有力です。まだ優出経験がないだけに、準優勝戦の壁をぶち破れるかがポイントでしょう。
 2番目は勝浦真帆(6.01)。19歳の時にデビューしていることもあり20代にしてはキャリアを積んでいます。これまでは5.15が自己ベストでしたが、ようやくあのスタート力が生きてきました。今期は大きく脱皮するかもしれません。
 3番目は山口真喜子(5.79)。同期(126期)の野田彩加に勝率面は先行されていますが、大村で2回、徳山で1回の優出歴を残しています。
 4番目は湯淺紀香(5.24)。今年8月の平和島GⅢオールレディースでは初の優勝戦(6着)を経験。この時点では5.33まで上げていただけに初のA2級も視野に入りました。前期の3.84を思えば大躍進中です。
 5番目の高憧四季(5.05)はA1歴もあれば、優勝歴もある実力者。少し遠回りはしましたが、これからでも女子の頂点を狙える逸材です。
 6番目は平川香織(5.04)。3期連続でA2級のボーダーをクリアしていますが、今期は期始めのフライングが影響して伸び悩んでいます。
 ラストは坂野さくらを推奨します。勝率こそ4.46と横ばいですが、今年7月に当地を走った時のレースっぷりに見どころがありました。練習を積んでコーナー力を磨いています。師匠の今井美亜と同時あっせんは心強いでしょう。
— ♦ その他にも注目レーサーが目白押し
 何と言っても注目は倉持莉々でしょう。2023年7月のGⅡボートレース甲子園(尼崎)を最後に産休に入っていましたが、2024年10月11日からの平和島で復帰する予定です。当地のヴィーナスシリーズは2節目になります。倉持は産休直前のボートレースオールスター(芦屋)でSG初優出。3着でゴールして銅メダルを獲得しました。女子レーサーは産休後に強くなるケースが多くさらなる躍進に期待が高まります。
 豊田結はここから復帰予定。2023年1月の鳴門GⅢオールレディース以来、約1年9カ月ぶりの実戦になります。
 地元の愛知支部からは大瀧明日香、宇野弥生の他にも水野望美石原凪紗羽田妃希井澤聖奈がエントリー。総勢6名が迎え撃ちます。特に水野は今年5月の鳴門で優出4着、今期勝率も5.90と復調ムード。元気いっぱいの走りを魅せてくれることでしょう。
 今年8月の徳山ヴィーナスシリーズで約2年5カ月ぶりの優勝を飾った佐々木裕美も舟券作戦には欠かせない一人。他にも原加央理伊藤玲奈北村寧々加藤奈月奥村明日香前原哉大石真央大澤真菜宮崎安奈門田栞福山恵里奈金子七海滝沢織寧川原愛未長尾萌加石丸小槙はB級ですが、舟券に絡むと好配当のシーンも考えられます。
 最後に9月15日現在で水神祭(1着ゴール)を挙げていないのが嶋田有里三嶌こころ岩崎麗子、井澤の4選手。嶋田は前期に2着が3回、今期に入って5回もあります。デビューから2年が経過しているだけに達成させたい思いは強いでしょう。
 三嶌は今期2着が3回、3着が4回とちょくちょく舟券に貢献。今年9月の常滑ヴィーナスシリーズでは2・3着が2回ずつと成長しています。岩崎と井澤は多くの経験を積んで力を付けたいところです。
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