開門時間
14:15
7月半ばの暑い時期の新モーターで、大半の選手が新ペラから回す方向の調整をしていました。その中で「止められる」と話しパンチ力があったのが、北陸新鋭の加藤優弥選手です。前検から良さそうな感じがあった話していましたが、10戦8連対で4勝をマークする見事な戦いぶりでした。不良航法の減点があり準優には間に合わなかったが、そのレース内容にも本人コメントにも確かなポテンシャルを感じました。ルーキーシリーズは畑田選手が素晴らしレース足を披露。伸びるというモーターではないが、実戦向きの好モーターであることは間違いありません。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
178 | 4 | 0 | 5.74 | 5.79 |
38.8 | 40.4 |
昨年のエースナンバー62!!!今年も62号機を注目していきたい!!!!初おろしの板東満選手が最初から伸び気味で足が良い状態からスタート。日に日に本体が回り出して、レース足も道中から目立っていました。過去に何度もあった、昨年の素性が良かったモーターと同じ番号が動く!!!注目の一基として記しておきます。
秋口は山本浩二選手が、チルト0ではパンチ力!!!マイナスに下げてもレース足総合で目立つ足を披露。その後の地元渡辺真至選手は「合えば全部が良いし、このペラの形でこの足は本体が良い証拠」と確かなモーター底力の手応えを話してくれています。
その後に勝浦真帆選手を悲願の初優勝に導いた。水摩選手も直線を中心にトップクラスの仕上がり、谷川里江選手は混合戦で噂の伸びとなってシリーズを沸かせました。温水パイプが付いたシリーズに、折下選手が出足方向への調整・・・・これは改めて伸びを求めながらの調整がはまるモーターだと感じました。クライマックス前の谷本幸司選手は、のぞく感じの気配を見せながらも、何か完全に出きらないのはボートの影響かも・・・と話していました。
調整次第で動く、ポテンシャルは確かなモーターだと思います。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
207 | 2 | 1 | 5.74 | 5.62 |
38.6 | 40.0 |
初おろしの谷口健一選手も伸び気味で密かにアピールがありました。『良いモーターでないと伸びない』というのが定説ではありますが、その条件にまずははまっていた。お盆レースで引き当てた池田雄祐選手が「これがエースじゃないの・・・」と話した。「2日目のレースで、バック他を引きちぎるように伸びていった。「マジで壊れているのかと思うくらいにバック伸びました。合えば凄いし、去年良いモーターで優勝した時よりも凄いかも・・・」ただ出てるからって簡単に勝てないところがボートの難しいところですねという話しもしていました。ルーキーシリーズでは登玉隼百選手が節一。ただ、優勝戦の接触でキャリボが凹んでしまい交換。足落ちが心配されましたが、女子戦は倉持選手が産休明けの2節目で優出②の活躍。準優6個シリーズは、埼玉の大谷健太選手が「満足の仕上がりです」と出足に力強さあり、バランスも取れていました。
温水パイプが付いたシリーズも、福井の南野選手が「三国よりもきつい形で行ってます。その形にしてから%くらいの感じになりました」とペラの形でも、本体パワーを証明出来る話をしてくれました。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
225 | 5 | 1 | 5.32 | 5.22 |
35.1 | 36.7 |
温水パイプが付く前に、気温が下がり始めた頃の地元山本稔太郎選手の時から反応が出始めた。振り返れば初おろしの二節目の大場恒季選手の時の動きを見て、機暦簿には注意マークを打っていたのです。山本選手のあとの小野寺選手は微調整。中堅上位でコンスタントに動く印象に変化してきたのです。温水パイプが付いたシリーズに小林基樹選手が、乗りづらさはあるものの足はそこそこ。その次のシリーズに温水パイプが馴染んで気配アップが顕著にでました。藤本陸斗選手を悲願の初優勝に導いたのです。最初はやや伸びが気になったが、形を変えて伸びもつき始めたと同時に出足も強化され、伸びはしないが出足はかなりのレベルになった。その節超抜だった平石和男選手を破っての優勝はインパクトも大でした。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
191 | 3 | 2 | 5.03 | 5.59 |
31.4 | 43.1 |
最初の2節は正直インパクトがなかった。2節目の金子猛志選手は回して手前に寄せるタイプで、自分向きにした。それを引き継いだ篠田優也選手が、出足は仕上げて優勝戦はピット離れ仕様で戦いました。ただ伸びに関しては少し足りなくなるイメージでした。そこに+の味付けを加えたのは、片岡大地選手のマフラー交換かもしれません。普段はガッツリと止めるタイプの尾嶋選手が「ビックリするくらい緩いですね・・・」と引いた瞬間驚いていましたが、優勝戦日には全部が整っていました。ただ片面が特殊な形で、そこから2節はノーハンマーでした。その後の石丸小槙選手は足が良いけど乗りづらい・・・松本庸平選手は、乗りづらかったが、終盤気象が合ったのか乗れる感じもなってきた。「優勝戦他の選手も、もしかすると足だけなら松本君かも・・・」と行き足や回ったあとの足を凄く評価していました。
ペラを叩き変えたらどうかな????ここがひとつの注目でした。前検良かったが、初日のレースが全然違ったのでと形を変えたのが地元の大谷直弘選手です。ほとんどのレースでのぞき気味だったし。行き足直線ベースに良かったです。ほとんどのシリーズで、回してあった状態で本体の回る癖がついている。自動車でも街乗りばかりで噴かし上げていない車はエンジンが噴かなくなる。ボートのモーターも同じです。冷え込みで、これから温水パイプが付いて回転が落ちる。そんな中では良い条件にはまるモーターなのかもしれない。
直近の黒崎竜也選手も梶原正選手もトップクラスの仕上がり!!!梶原選手の同期の伊藤選手も「あれは黒崎が叩いたペラだね。彼は行くときは行ききるからね」とその形を見て「普通のモーターじゃ回せないくらいに止まっている。あれはエグいわ・・」と表現していた。ペラ形状と現象の出かたがパワーを物語っています。夏場から良さは出ていたが、あの時はペラ形状と微妙な気配は全く違います。ボンヤリ見ていると一緒にしか見えない。真実と本物には違いが存在します。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
197 | 4 | 0 | 5.32 | 4.85 |
33.5 | 22.9 |
お盆レースの吉田凌太朗選手が「シッカリ合わせれば出るモーターだと思うますよ」とある程度の本体の良さを話していました。反応あって伸びていることが多かったが、乗り手のリズムや展開で勝率は低空飛行でした。ただ何かが噛み合えば出てくると信じていました。冬場に入って、野末智一選手や間嶋仁志選手は好みの出足系方向に調整した感じがありました。ただ温水パイプが付いたシリーズに直線系に振ったらパンチ力が出ました。「記者さんとかレース足みたいな話しをしてきたんだけど、これって伸び型って感じのモーターじゃないの、自分の調整に合うんだから伸び型っしょ・・・」と青木幸太郎選手が3勝を挙げて優出⑤平石選手の64号機が一番出ているとジュッジしながらも、行き足直線に関しては満足な表情でした。年末伸び型好みの手に渡ると楽しみが出ます。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
207 | 4 | 1 | 5.41 | 5.46 |
36.7 | 35.4 |