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蒲郡通算成績:2025.9.30時点

蒲郡通算成績

  • 勝率

    6.55

  • 2連率

    44.5%

  • 3連率

    61.0%

  • 出走

    164

  • 優出

    9

  • 優勝

    4

 9月末終了時点で賞金ランキングは1位。レディースチャンピオン3連覇は果たせませんでしたが、先頭を走る鎌倉涼を追いかけた走りは女王の貫禄でした。
 今年は例年以上にSG・GⅠロードを走ったこともあり、ダービー勝率には届きませんでしたが、記念戦線で実力を培ってもっともっと強くなっています。
 当地は9優出4V。史上最強の女子レーサーが圧倒的なパフォーマンスを披露するでしょう。

蒲郡通算成績

  • 勝率

    6.41

  • 2連率

    39.0%

  • 3連率

    64.4%

  • 出走

    118

  • 優出

    5

  • 優勝

    0

 今節の出場メンバー中、2025年後期適用勝率はナンバーワン。今期も9月末時点で7点台をキープしています。賞金ランキングも8位とクイーンズクライマックス出場へ気持ちが高まっていることでしょう。
 通算43回の優勝歴を残していますが、当地ではまだ美酒を味わっていません。それでも昨年のクイーンズクライマックスを含む5度の優出があり不得手な訳ではありません。教科書通りの走りで当地初制覇を狙います。

蒲郡通算成績

  • 勝率

    6.31

  • 2連率

    46.2%

  • 3連率

    65.3%

  • 出走

    504

  • 優出

    16

  • 優勝

    2

 当地で開催された昨年のクイーンズクライマックスは、渾身のツケマイも一歩及ばずの2着。悲願達成は持ち越されましたが、今年はなかなかペースが上がらずにもがいています。9月終了時点で賞金ランキングは13位。出場ボーダーを巡ってヒリヒリした戦いが続きそうです。
 当地は16優出2V。難敵ぞろいの今シリーズですが、ホームプールの利を最大限に生かして賞金加算に燃えています。

蒲郡通算成績

  • 勝率

    7.00

  • 2連率

    56.4%

  • 3連率

    73.0%

  • 出走

    259

  • 優出

    14

  • 優勝

    5

 今年は地元の浜名湖で2回のPGⅠが開催。優勝戦まで駒を進めることはかないませんでしたが、レディースチャンピオンの最終日に特別選抜戦を差し切って一矢報いました。
 9月末時点での賞金ランキングは17位、そして今期勝率は6.18。今大会前に2節走って当確ランプをともしている可能性は十分にありますが、いずれにしても今期最終節で熱い勝負を魅せてくれることでしょう。当地は5Vと相性は文句なしです。

蒲郡通算成績

  • 勝率

    5.33

  • 2連率

    31.1%

  • 3連率

    48.0%

  • 出走

    148

  • 優出

    0

  • 優勝

    0

 昨年はレディースチャレンジカップで最後の最後に大逆転。クイーンズクライマックス出場への12人に滑り込みましたが、今年の賞金ランキングは7位。昨年とは順調度が異なります。
 九州地区は11月に福岡、年末が大村と女子のビッグレースが控えています。モチベーションが高く、そこへ向けてリズムを整えておきたいところでしょう。
 9月末時点での今期勝率は6.97。自身3度目の7点アベレージが見えています。

蒲郡通算成績

  • 勝率

    5.39

  • 2連率

    33.1%

  • 3連率

    55.8%

  • 出走

    163

  • 優出

    2

  • 優勝

    0

 出場回数をセーブしているため賞金ランキングは42位ですが、その分だけアベレージは高い傾向です。
 ハイレベルなエンジン出しで常に上位争いへ加わり、前々期が6.94、前期は6.74を残しています。
 今期も9月末時点で6.32とA1圏内ですが、9月25日の地元戦でフライングをしたことが、どう影響するのかがポイントになりそうです。

今年は新設PGⅠが誕生するなど、女子レーサーにとって新たな一年でしたが、
いよいよ賞金ロードも残り2カ月となりました。
また、2026年前期の級別審査も締め切り(10月31日)が近づいています。
今回は9月末時点での今期勝率順に紹介させていただきます。

 遠藤エミ(7.49)、平山智加(7.09)、川野芽唯(6.97)、細川裕子(6.91)、土屋千明(6.32)、長嶋万記(6.18)の6選手は、初日第12レースのドリーム戦に選出されているため別枠を設けてあります。ここでは割愛させていただきます。
 2004年と2016年にレディースチャンピオンを優勝しているのが海野ゆかり。2025年後期適用はA2級に甘んじていますが、今期は6.60と反撃に出ています。当地では9回も優勝戦に乗っていますが、まだトップゴールは決めていません。それでも、昨年のクイーンズクライマックスでは、トライアル3回戦で遠藤エミのイン戦を差し切る大金星。24場制覇へ残すピースは桐生と当地だけに、チャンスが訪れた時は勝負を懸けるでしょう。
 急速に力をつけているのが米丸乃絵。3期前に6.00でA2級に昇格したかと思えば、翌期は3.97。そして前期は6.01と乱高下していましたが、今期は6.56と初のA1級に向けて視界が良好です。優出回数がグッと増え、7月の福岡、8月の尼崎では共に優勝戦の1号艇で2着と惜敗でした。当地はデビュー5年目にして初参戦。どんな走りを魅せてくれるのか!?楽しみが膨らみます。
 どこのレース場でも堅実な走りをするのが大瀧明日香。今期6.31と決してA1ボーダーに対して余裕がある訳ではありませんが、この5年間で6.30台の勝率が5回もあるように、大崩れしないノウハウを持っています。ただ、当地で優勝をしていないことは心残りの一つ。地元の利を生かしてV戦線に加わることでしょう。
 刑部亜里紗はゴールデンウイーク開催で痛恨のスリットオーバー。最悪の船出でしたが、その後はしっかりと立て直して6.11まで押し上げました。ターンセンスは誰もが認めるところでしょうし、A1級昇格は時間の問題。2度目のA1アタックとデビュー初Vを同時に成し遂げても不思議ではない逸材です。

 ここでは9月末時点で5.99からA2圏内の勝率5.40までの14名を取り上げます。筆頭の千葉真弥(5.98)は出走回数が66走だけに評価が難しいところですが、A2条件の80走には届きそうです。2019年には地元の浜名湖で優勝。6点台のA2級になった経験もあるだけに侮れない存在です。
 続く塩崎桐加(5.97)は、3度のA1歴があり思い切った攻めが身上。その反面、フライングが多いのがネックになっています。現級はB1級ですが、攻撃力はA1級だけに、好モーターを手にするとポイントゲッターと化します。
 前期の蜂須瑞生は、勝率を5点台に乗せられず3期続けていたA2級から陥落してしまいました。悔しさをバネに今期は5.91とA2級返り咲きが濃厚です。
 今井裕梨(5.84)は2025年後期適用で5期振りのA1級に復帰。6優出1Vと好調でしたが、気温が上がり始めてパンチのある仕上がりが少なくなりました。暑かった夏が終わって再び浮上する可能性を秘めています。
 アベレージタイプではなくホームラン型の宇野弥生(5.82)。ここ2年間はA2級ですが、昨年は3Vを挙げて地元大舞台の切符をゲットしました。今年の優勝は2月ヴィーナスシリーズ(下関)の1回で賞金ランキングは18位。レディースチャレンジカップはフライング休みに入るだけに、2年連続での夢舞台は難しくなりました。期末だけに際どい踏み込みは封印するでしょうが、勝負どころは逃しません。
 片岡恵里(5.81)は5年半もB1暮らしが続いていましたが、前々期にA2級へ昇格すると前期、今期とも堅実にキープしています。
 4期振りのA2級が見えているのが柴田百恵。2023年5月の当地ヴィーナスシリーズで初優出(4着)を果たし、その期に初のA2級に昇格しました。その後はやや伸び悩みましたが、今期は5.80と地力を強化中です。
 デビュー5年目の武井莉里佳(5.60)は、これまでずっと前の期の勝率より上の成績を残しています。着実に成長している証しで当地も2023年8月の男女ダブル優勝戦でベスト6(5着)に入っています。
 ジワジワと調子を取り戻しているのが平川香織。今期一走目の戸田では全艇フライングに加わってしまいリズムに乗れませんでしたが、中間着順を確保するスタイルで5.54まで巻き返しました。3期振りのA2級へラストスパートです。
 野田部宏子(5.53)はいいターンをするのですが、通算フライング29本が成長を阻んでいます。冷静な走りを心掛けたいところです。
 宮崎安奈(5.49)は同期の武井と同じく勝率は右肩上がり。これまで成長曲線が緩やかでしたが、前期、今期は目に見える形で上昇しています。
 同期と言えば、野田部と同県同期の中川りな(5.48)は3期連続でA2級を確保。産休以前にはA1級の実績もある実力者です。8月の男女ダブル(福岡)では優勝も飾っており一発力を秘めています。
 3度目の正直を狙うのが湯淺紀香(5.48)。前々期、前期は勝率を5点台に乗せながらもA2ボーダーには届きませんでした。今期は戸田と福岡で優出と内容が良化しています。

 5.22の水野望美はA2復帰の脈は残っています。かつては地元戦になると気合が空回りしていましたが、近年は平常心で臨めています。
 粗削りながらも魅力十分なのが山下夏鈴(5.00)。通算3優出2Vと勝負強く、優勝した2回は5・4コースからのまくり勝ちでした。行き足のいいモーターを引き当てると脅威です。
 5点台には届いていない伊藤玲奈(4.83)、西澤日花里(4.77)、大久保佑香(4.54)ですが、舟券にはちょくちょく絡んでいます。伊藤は約8年前になりますが、大村でVゴールを決めています。近年は4点台ですが、軽視は禁物です。
 西澤は優勝歴がありませんが、6期前に一度だけA2級へ昇格しました。コースを問わず2から3着争いに粘り込むのが身上です。
 大久保はスタートの思い切りが持ち味ですが、フライングも多く長所と短所が入り交じっています。ただ、8月に現行モーターを乗っていることはプラス材料でしょう。
 向井田真紀(4.49)、松本怜(4.37)、奥村明日香(4.25)、村上奈穂(4.20)、中北涼(4.19)、は、勝率だけを見ると4点台前半のカテゴリーですが、3連対率を見ると5選手とも35%から40%の間です。つまり3回に1回は舟券に絡んでおり、見限ることは出来ません。
 3点台の滝沢織寧(3.48)、松尾怜実(3.44)、大廣咲季(3.29)、田上凜(3.20)、樫葉新心(3.09)の5選手は、全ての経験が肥やしになっています。B級同士でのレースなら一発があっても驚けません。
 3点未満の三嶌さらら(2.78)と岩崎麗子(2.44)は大敗を減らすことが現状の課題。大ケガから復帰した柴田愛梨(1.89)は、レースに慣れることが先決でしょう。 今泉澪(1.22)、中澤英里(1.14)、堀内亜海(1.07)は水神祭を目指しての走りが続きます。
 最後に産休から戦列に戻った深見亜由美(4.97)と出口舞有子(4.60)。両者とも産休前はA2級だっただけに実力は確かです。今期ラスト走となる地元戦で気を吐いて来期へ繋げたいところです。

クイーンズクライマックス出場への賞金ロードが激化する中、
今大会に出場する地元女子レーサー・
細川裕子選手にインタビューを実施しました!

10月になり、いよいよ今年の賞金ロードも佳境に入りますが、ここまでを振り返るといかがでしょうか?

細川ずっと調子は悪いですね(苦笑い)

それでも、今期勝率は10月8日現在で6.90。10月初旬の平和島一般戦でも優出(4着)しています。

細川その平和島で良くなりそうな雰囲気がありました。優勝した山地(正樹)さんにプロペラを教えてもらっていい感じでした。

どのような仕上がりでしたか?

細川プロペラの形は特殊でしたけど、足はバランスが取れて良かったです。(10月22日からの)蒲郡に行った時もやってみたいと思っています。

昨年は蒲郡で開催されたクイーンズクライマックスで準V。今年もあの舞台へ駒を進めたいですね。

細川これまでのクイーンズクライマックスは、出るだけの人だったけど、あの時は全てを出せたし、いい勉強になりました。今の調整力では勝てないと分かったので、今年はもう一段階上を目指して調整するようにしました。だから思うような仕上がりにならなくて苦しんでいます。

現時点で女子賞金ランキングは13位です。

細川日頃はあんまり賞金が何位だっていうのは気にしないようにしていますけど、その位置にいたら行かないといけませんね。最終的にはレディースチャレンジカップ(福岡)が勝負になると思いますけど、蒲郡のヴィーナスシリーズは大切なレースです。ガマ用の(プロペラ)ゲージはそろえて臨みます。