2026年後期適用勝率1位は平田忠則だが、長田頼宗や塩田北斗の地力も十分で混戦!
2026年後期適用級別審査期間が終了。A1ボーダーは6.27、A2ボーダーは5.46。前回の2026年前期適用級別審査よりA1は0.03上昇したが、A2は0.02下がった。 今節の出場メンバーは2025年5月1日〜10月31日までの成績を基にあっせんされているが、直近の級別審査を重要視して紹介したい。 1位は6.95の平田忠則。4月下旬のPGIマスターズチャンピオン(宮島)では得点率15位で準優入り。予選最終日に連勝して勝負駆けを決めた。ベテランになってもコース不問の立ち回りは健在。過去にはGI4勝を含む通算84Vを挙げ、現在は42期(21年)間連続でA1に在籍している。今年1月には戸田の一般戦を優勝して全国24場制覇を達成。当地では2015年10月と24年7月にどちらもイン逃げでVを飾っている。 2位は6.56の中亮太。前期はVには届かなかったが、4優出して4期振りにA1ボーダーをクリアした。この半年間の平均スタート発順は2.3番目と今節のトップクラス(平均スタートタイミングはコンマ14)。鋭い踏み込みから繰り出すオープン攻撃から目が離せない。 3位は6.54の若林義人。初めてA2に昇格したのはデビューから10期目と少し時間を要したが、A2を2期で卒業すると現在は5期連続でA1をキープ。4月の津ダイヤモンドカップではGI初優出(6着)と記念でもやれるところを魅せた。スタートの仕掛けが速く、常にスリットで先手を奪うのがレーススタイル。当地ではまだ快音を響かせていないが、地力が強化された今ならV候補の一人としてノミネートだ。 4位は6.47の長田頼宗。前期は記念ロードでなかなか調子が上がらず、3月20日時点では6.29だった。その後、住之江の一般戦で優出(6着)して、4月の津ダイヤモンドカップでは優出2着。8走全て舟券に絡む活躍で勝率をグッと引き上げた。近年は夏場の方が成績が良く、前々期は7.38を残すだけの力量を持っている。得意の季節になり実力を遺憾なく発揮するか。 5位は6.39の塩田北斗。前回A2に陥落したのが15期前だが、そこからの14期(7年)間では一番低いアベレージだった。内容を深掘りすると前期は15節でSGが2節、GIが10節、一般戦は3節。丸亀周年と九州地区選手権では予選を突破したが、優出は一般戦での3節のみ。記念の荒波に四苦八苦した。並のA1レーサーならA2降級もやむを得ないところだが、潜在能力の高さで踏ん張った。25年クラシック(若松)では銀メダルを獲得したようにタイトルに手が届いても不思議ではない。当地は2014年10月に同期6人で争ったルーキーシリーズを4コースからのまくり差しでVしている。 6位(6.37)の麻生慎介までが7月からのA1レーサー。前期の麻生は12月に丸亀(優出5着)、戸田(優出3着)でファイナルに残るなどの活躍だったが、地元宮島の正月開催で痛恨のスリットオーバー。2コースからコンマ01の勇み足に泣いた。それでもA1をキープして今期への土台は固めている。当地は2023年7月(優出2着)以来の参戦だ。 A1ボーダーには届かなかった山本修一、寺本重宣、大野芳顕、福田宗平、山下和彦だが、好モーターをゲットした時にはV戦線に浮上する可能性を秘めている。 最後に愛知勢は高井雄基、松竹大輔、大谷直弘の3選手。高井はA1返り咲きは果たせなかったが、コンスタントに結果を残せるようになって来た。また、松竹と大谷は4月の当地戦で実戦済み。特に松竹はゴールデンウイークの竹島弁天杯で優出(4着)。準優で魅せた3コースからのまくり差しは鮮やかだった。