開門時間
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選手は色んな表現をしてくれるから面白い。「もっと気温が下がって回る季節になったら、もっと楽しみがあるんじゃないですか・・」と夏場なのにあえて体感の軽快さばかりを求めずに調整していて優勝まで導いたのが長田頼宗選手です。ターンは多少重めの進み方でも、行き足から直線のインパクトがありました。優勝戦でカドから好スタートで攻めてこようかという中田竜太選手に対しても「伸び返して自分の方が足は良かったです」と帰り際にも喋っていました。今極端に回す調整をしていないから、この足のままで回る条件になって勝手にターンが軽快になれば・・・そういう意味で季節の話しが冒頭に出ている訳です。いづれにしても本体の良さがあることには間違いはありません。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
46 | 3 | 2 | 7.50 | 7.50 |
69.6 | 69.6 |
「伸びはええねんけど、さすがに新モーターは回らんし出足が重いわ・・・」と話していた倉谷和信選手。予選中盤からペラをひねりながら手前の回転を上げてターン回りもアップ。そこから6戦5連対3勝マークしました。この後の女子戦では「倉谷さんみたいなひねったペラは乗れないので」と調整は加えた野田なづき選手が行き足光る加速感を連日アピール「このモーター良いですね」と自信3回目の準優も経験する走りを見せていました。その後に渡邉英児選手が4カド捲りで優勝。杉山正樹選手も「こんなに回しているので行き足の延長で出ていくと・・・」と回して直線に繋がるという、ペラ理論からすると逆転現象が発生しました。これこそが本体の裏付けのひとつでもあります。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
50 | 2 | 1 | 6.34 | 6.34 |
52.0 | 52.0 |
大半のモーターはこの夏場の暑さで回転が上がらないからペラでかなり回す作業をしていた。ただ本体が良さそうなモーターは大きく叩き変えなくても反応がでました。最初の河合三弘選手から伸びる感じがあり、乗り心地ターン回りを少し考えたペラ調整にとどめられていました。2節目の使用した森貴弘選手も「もっと叩き変えればさらに出そうな感じはするけど、今の形でも伸びるし足が良い」とペラ形状のわりにはパンチがあると素性の良さを話してくれました。他の選手からも61号機は良さそうですねとうらやむ声も聞かれていました。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
51 | 0 | 0 | 6.53 | 6.53 |
49.0 | 49.0 |
11戦10連対、6勝を飾って新モーター65号機に優勝の箔を付けたのが枝尾賢選手です。「伸びもそこそこ良いし、出足とかでやられるのはいないと思います」と中盤あたりからはリラックスムードでした。その後の垂水悠選手もチルト0とマイナスの使い分けで抜群の反応。コンスタントに良い動きをしてくること請け合いの本体として記憶しておいて欲しいです。
その後もリズム流れでともに取り切れていないという程だった前田篤哉選手に石田章央選手、ともに「出足回った後が良いし、伸びもそこそこ・・・」同じような気配表情でした。2選手はリズムを考えれば、もっと良い着順が並んでいた可能性もあったのです。派手なモーターというよりも実戦向きで力強いモーターとして捉えたいです。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
50 | 2 | 1 | 5.94 | 5.94 |
36.0 | 36.0 |
初おろしのシリーズの前検日の体感が「このモーター良さげな感じがするよ・・・」と芦澤選手が話してくれました。最初はやや伸びるがターンが整わずにも3日目あたりにはバランスが取れた。その後のFで終盤のアピールはそこまででもなかったが、伸びが落ちずに出足が備わりました。2節目の麻生選手が「ターンの体感では納得はしていないけど、行き足から直線はずっと良い」と11戦オール3連対で優出②のインパクトある戦いぶり。回りの選手からも出ているひとりとして名前が挙っていました。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
41 | 1 | 0 | 6.17 | 6.17 |
41.5 | 41.5 |
最初から連勝スタート。その時点ではそこまでのインパクトではなかった。予選中盤に入ってからの捲り差しの入り方や出口の力強さ、加えて競り合いでの足が強烈。そのあたりから本人も上位示唆のコメントに変化」してきました。「ターンの感じが入り口から出口と進みっぱなし・・・」そこに凄さが集約されています。予選2位でクリアーも準優は少しだけ止めすぎてしまったと悔しい3着でした。その後の女子戦も得点率2位で谷川里江選手が活躍。チルト0のほうが伸びた印象も、マイナスの方がターンの感じも良さそうで「良いモーターだと思うよ」というジャッジも聞かれました。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
39 | 1 | 0 | 5.79 | 5.79 |
41.0 | 41.0 |
初おろしの前検の段階で直線系の足が良かったので注目の1基として早くから注目はしていました。乗り心地との完全な両立が課題となるモーターですが、3節目の一色凌雅選手が大幅にペラを叩いてからはターンの感じも直線系の足が落ちずに備わり始めました男女W優勝シリーズでは、上田紗奈選手が念願の初優勝「伸びはエグいです」と女子の中でも節一番のストレートで沸かせてくれました。ポテンシャル自体はもっと上のモーターはありそうですが、この先本体の洗浄や組み直しをすれば、トータルバランスでも目立ってくるのでは???と期待はしています。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
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勝率/2連率 | ||||
38 | 1 | 1 | 6.53 | 6.53 |
50.0 | 50.0 |
初日から行き足目立っていて、ターンの感じが上向き始めて来た時にまさかの接触でギヤケースの破損。最初に使用した抹香選手からも本体楽しみなコメントが出ていただけに、そこからの動きが心配されました。一瞬の足落ちも、結局交換したギヤケースのバックラッシュの数値が詰まりすぎていたみたいで調整したら最終日は復活傾向でした。2節目の植田太一選手が、そのギヤケースの交換を心配して色々やった結構ベストが見つかり始めた準優勝負の1号艇でF・・・丁度直ったタイミングでスタートが思った以上に届いた・・・とFの要因は行き足アップだと振り返りました。接触ギヤケースの交換がなければもっと凄かったのでは・・・・
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
49 | 1 | 0 | 4.78 | 4.69 |
34.7 | 33.3 |