日刊スポーツ杯争奪納涼しぶきお盆特別選抜戦 準優日

番記者が斬る!!
準優日のみどころ

4日間の予選が終了してベスト18人が出そろった。首位通過を果たしたのは池田浩。ここまで8戦7勝、オール2連対。唯一のピンチだった4日目8Rは非常識を含む4艇の集団Fがあったが、池田はコンマ01で辛うじて難を逃れた。運も味方につけ、残り2日間主役の座を守り通したい。
 残る準優2つの1号艇の座は浅香文、北野輝がともに逆転でつかんだ。浅香は予選ラストで5コースからまくり差しを決めるなどオール3連対。準優10Rは節イチ級の足を誇る前田滉ら強敵が多く、ひと筋縄では行かないだろうが、的確なSで押し切りたい。また、オール愛知支部となった準優9Rは北野がインで気合。当地の鬼・赤岩善に優出ラッシュの永井源、弟子の川原涼らを相手に鉄壁の逃げを決める。

ここだけのハナシ

不良航法も多かった今シリーズ、最終的な準優進出ボーダーはいつもより低めの得点率5・67で、金子萌、大谷直、前田翔の3人が並んだが、上位着差で金子が18番目の椅子をもぎ取った。この金子は予選ラストは4日目の8R。そう4艇集団Fが出たレースで、6コースからコンマ05のSで助かっている。「Sは放りました。正解でしたね」。2着以上条件の勝負駆けで闘志はみなぎっていたが、冷静さを失わなかったことで首の皮一枚つながった。
 近況、蒲郡ではこの予選18位の活躍が目立つ。新エンジン最初のルーキーシリーズでは一色凌が準優1着、そしてデビュー初Vを飾り、前節も安河内将が準優2着、優勝戦も2着と好走した。金子は「いい流れですね。それに乗れるようにしっかり準備します」とレース後すぐにペラ室に直行した。

●決まり手一覧
※準優日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 7 1 3 1
2日目 5 3 2 2
3日目 7 3 2
4日目 5 3 2 1 1
準優日 5 3 1 2 1
最終日

●進入コース別成績
※準優日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 7 3   1   1
2着   3 3 3 1 2
3着 2 1 3 4 1 1
2

1着 5 3 1 3    
2着 2 4 3   2 1
3着 4 1 1 3 2 1
3

1着 7   3 1 1  
2着 2 4 2 2 2  
3着 1 4 5 1 1  
4

1着 5 2 2 1 1 1
2着 2 2 4 2 1 1
3着 1 2 1 4 2 1


1着 5 1 3 2 1  
2着 4 2 2 1 3  
3着 1 3 3 2 2 1


1着            
2着            
3着