グランプリ出場を狙う平本真之に蒲郡の年間グランドスラムがかかる前田滉が挑戦
お盆開催は「第10回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競走」として8月11日から16日まで行われる。今節から新モーター&新ボート、燃料はエタノール30%配合ガソリン(通称・バイオ燃料)が使われる。初モノづくしで波乱の可能性も十分ある。 2年ぶりのグランプリ復帰へ賞金を積み重ねたい平本真之が主役だ。7月上旬の時点でボーダー18位の少し下。昨年はGⅠ70周年記念を含めて2回優勝した蒲郡でリズムに乗りたい。 前田滉は今年の蒲郡の正月戦、GW戦の覇者で〝年間グランドスラム〟がかかる。正月戦は予選トップ通過からの王道V。GW戦は予選2位→優勝戦4枠から1枠の池田浩二を捲って優勝した。今、蒲郡で最もモーターパワーを出せる愛知支部の選手と言える。 正月戦の予選トップ3は前田、平本と磯部誠だった。そして前田に次ぐ準V。GW戦は常滑を走って優勝戦1枠から優勝している。3月のSGクラシック以来の蒲郡参戦で、この後には『蒲郡代表』として桐生のSGメモリアルに出場する。その前に21年のGW戦以来となる8回目のVと弾みをつけたい。 赤岩善生は7月のGⅡモーターボート大賞に続く蒲郡参戦となる。ただ、前述したように環境がガラリと変わる。整備場でのルーティンはほぼ決まっており、周囲の選手よりもいち早く仕上げることができれば24年10月戦以来の蒲郡Vに近づく。 7月末まで無事故なら、黒野元基はSG初出場を決めているはず。SG常連級でも出場が難しい全日本選手権(尼崎・10月)でのSGデビューは立派。蒲郡は今年1月にV。最近5節で3優出1Vと強い。来年のSGクラシック出場も視野にV回数を増やしたい。 杉山裕也、河村了、前田篤哉は近況が優出ラッシュと好調だ。杉山は今年初の蒲郡が7月のMB大賞。今回が2節目となる。昨年のGW戦覇者と水面実績も申し分ない。河村はモーターを仕上げるのが非常にうまい選手。河村の次以降に引いた選手からいつも高評価、感謝の言葉が出るほどだ。前田は弟・滉の活躍もプラス材料に変えて充実期に突入しつつある。今回は2兄弟での参戦。まずはアベック優出を狙う。 北川潤二、渡邉俊介、佐藤博亮、吉田凌太朗もA1として登場する。北川は師匠の赤岩らとともに進入からレースを沸かせそう。21期、10年半ぶりのA1返り咲きを果たした渡邉は、今期も順調に勝率を稼げている。佐藤は蒲郡初Vが6年前の夏だった。当地2回目のVを狙う。MB大賞で最も登録番号が新しい選手として走る吉田は、今回はV候補の一角として臨む。 今期はA2の永井源だが、A1復帰ペースの勝率を稼いでいる。6月戦に続く当地連続優出を狙う。松竹大輔は更新前の前モーターでは伸びを引き出すのがうまく今年のGW戦の準優で前田滉を破る殊勲星を挙げた。新モーターを手の内に入れれば侮れない。3本のフライングを切って昨年後半から今年前半は走れなかった中野仁照。蒲郡は3連続優出したこともあり初Vも飾った水面だけに軽視できない。遠征組では東本勝利、石原翼に注目。女子は深見亜由美、石原凪紗、伊藤栞、樋江井舞、志賀美優、林風音が登場する。