まずは4選手の6号艇時の成績を探ってみました。
　6号艇で一番成績がいいのが赤岩。1着率は深川や江口とも大差がありませんが、2連対率は66.6％、3連対率は81.0％と前付けカルテットの中では群を抜いています。

次に四天王が6号艇で出場していた時の1号艇は何着だったのか！？　を探ってみました。
　これは西島が前付けに行った時の1号艇の成績が一番良かったです。それでも、1着率は41.2％だけに、全国平均の55％には遠く及びません。また江口に至っては、1着率が23.1％。一番厳しく動くだけに、1号艇の選手がインを主張することが出来ても苦戦は必至なのでしょう。

続いて四天王のひとつ外のコースへ進入した選手の成績はどうだったのか！？　を探ってみました。
　この成績がいいのが深川の時です。3連対率は66.7％と本人の成績（53.3％）より上回っています。対照的に外に仕事をさせないのが赤岩。4着以下の確率は57.1％です。

最後は決まり手についてです。まくり決着が多いのが深川と江口。一番少ない赤岩とはダブルスコア以上に開いています。赤岩はその分だけ差し決着が多くなります。赤岩が6号艇の時に差しで決着したレースは合計6回ありましたが、4回は赤岩本人が勝っています。また、その全てにおいて2着はインコース艇でした。外をしっかりと止め、自らが差して勝つのが赤岩の必勝パターンです。