算出期間:2023.5.16時点
※SGレースは各選手の直近優勝レースです。
昨夏に唐津でグランドチャンピオンを制覇。節目となるSG10Vを飾った。また、今年のSGボートレースオールスターファン投票は最多の1位を獲得。「峰(竜太)がいなかったり、西山(貴浩)とつるんでいるからじゃない!?」と謙遜するが、何よりスタートでリスクを冒しながらもファンの声援に応える姿が支持されたに違いない。
思えば愛知最強伝説も21年前の衝撃V(蒲郡GⅠ47周年)から始まった。今シリーズも堂々の主役を演じる。
今秋に50歳を迎えるが、キレのあるレーススタイルは今も昔も変わらない。いや、進化しているからこそ、ずっと第一線で活躍することが出来るのだろう。
2021年の芦屋オーシャンカップでは復活のSGVを果たしたが、昨年はやや小休止。それだけに、今年は反撃に燃えている。
当地は通算15優出2優勝。「蒲郡はSGやGⅠで優勝こそないけど、相性はいいと思っているよ」との言葉通り、何度もファイナルまで駒を進めている。
4月の津GⅠ周年で新たな伝説を作った。あのレースっぷりを見ても、峰のターン力はズバ抜けている。誰もがそう感じただろう。この優勝で24場制覇へマジック1! 残すは因縁の蒲郡だ。
当地はこれまで21節参戦。5度の優出歴があり、1号艇で乗ったことが3回もある。その中には篠崎元志とデットヒートを演じた2015年のメモリアルも含まれている。
千両役者がどんなパフォーマンスを見せるのか!?一挙手一投足に注目が集まる。
一時は大味なレースが続きA1を維持するのが精いっぱいだった時期もあったが、そんな状況下でも2021年の福岡ボートレースクラシックで優勝。SG10Vに王手をかけている。
昨年は住之江GⅠ周年VやSG3優出など復調ムード。今年に入っても平和島SGクラシックで優出4着とベクトルは上向きだ。
今年は2年ぶりに地元のメッカでグランプリが開催されるだけに、大阪支部のエースとして気持ちが高まっている。
SGタイトルだけを見れば、グリーンカポックで突き抜けた2014年の平和島グランプリのみだが、GⅠは9優勝も挙げている。流れがかみ合えばSGVを量産するだけのポテンシャルを秘めている。
蒲郡は2011年の新鋭リーグ戦で優勝。2020年のGⅠ65周年では、湯川浩司のまくりに乗って2着を確保している。
前期は8年ぶり2度目の8点勝率をマーク。調子は上昇気配で、外枠からでも大技を駆使してV戦線に絡んで来るだろう。
2020年にびわこヤングダービーでGⅠ初制覇。昨年は常滑のGⅠ東海地区選手権と丸亀GⅠ周年を勝ち、年末のSGグランプリではファイナリストに名を連ねた。惜しくも金冠には届かなかったが、銅メダルで年間の賞金獲得額は1億円を突破。順調にスターの階段を上っている。
蒲郡は昨年8月のお盆開催以来だが、全国24場で一番多く優勝(8回)しており心配は無用。持ち前の速攻力を武器に地元周年Vへ照準を合わせている。