日刊ゲンダイ杯争奪蒲郡トトまるナイト特別 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

 順延して仕切り直して行われた準優日は9月に入って一番の冷え込みとなり、準優9Rの時の気温は21度。選手間では「涼しいのを通り越して一気に寒くなってきたね」との声も上がっていた。急激な気温の低下により調整面でも明暗が分かれ、うまく対処できた6人がしっかり優勝戦に勝ち上がった。
 準優は9Rを岡村仁、10Rを赤岩善生が逃げて快勝。ラストの11Rも西田靖のプレッシャーをしのいだ北川潤二がインから逃げて人気に応えた。
 優勝戦で一番の見どころと言えば、内枠に並んだ北川と赤岩による師弟対決だ。「弟子の北川に負けるわけにはいかない」と語る師匠がどこまで意地を見せるか楽しみだ。

ここだけのハナシ

 準優9Rを制した岡村仁は「これだけ冷えてきて、元々良かったのが更にもう一丁良くなった感じですね。全部の足が良くて十分上位だと思う」と仕上がりには自信を深めている。
 準優の白星を加えて、これで通算996勝。節目の記録まであと4と迫った。「1着を取れているのもうれしいけど、近況はすごく勝率も上げることができて調子もいい」と語る通り2023年前期適用勝率は7・47とキャリアハイのペースできている。「優勝を狙える足になっているので、後は自分がしっかり走るだけ」と気迫のこもったレースで次節尼崎GⅠでのメモリアル達成に弾みをつけたい。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 7 4 1
2日目 6 3 2 1
3日目 3 2 4 3
4日目 5 6 1
準優日 7 1 1 3
最終日 8 2 1 1

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 8   2 1 1  
2着 1 4 1 4 1 1
3着 1 2 3 1 2 3
2

1着 6 3 1   1 1
2着 3 5 2 2    
3着 1 2 4 5    
3

1着 3 2 1 4 1 1
2着 2 3 5   1 1
3着 5 1 1 1 2 2
4

1着 5 1 3 3    
2着 1 1 2 3 5  
3着 1 3 2 2   4


1着 7 1 2   2  
2着 3 1 3 3 1 1
3着 1 2 2 4 2 1


1着 10     2    
2着 1 4 5   2  
3着   4 3 3 1 1