誰が勝っても蒲郡初優勝!トランスワードトロフィー2023 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

 準優3番を終え、最終日12Rで優勝戦が行われる。
 準優は9Rを青木玄太、10Rを杉田篤光がインから押し切って人気に応えたが、ラストの11Rは波乱の決着となった。5コースからのぞいた山本兼士がまくり敢行。その動きに乗った中山将が6コースからまくり差しで突き抜けて外枠両者のワンツー決着となった。それでも3連単の配当は2万5千円台とそれほど高額配当でなかったのは、今節の傑出者不在のメンバー構成を象徴していたか。
 A1で優出したのは青木だけ。後はA2が3人、B1が2人となった。絶好枠に構える杉田が人気の中心になりそうだが、準優で見せ場をつくった山本が再度5号艇となり、V戦も激戦ムードが漂っている。

ここだけのハナシ

 地元からただ1人準優に駒を進めた丹下将が準優10Rを5コースから好角度のまくり差しで2着。優出に成功した。
 トップクラスのパワーを誇る山地正樹に競り勝っての優出で「3日目にキャリアボデーを換えてから良くなってるけど、山地さんの方が余裕がありそうだし、いい人とは違いますね。現状では普通だけど、展開を突ける感じはある」。
 アウトから全速差しで上位争いに加わるのは丹下の持ち味のひとつ。V戦も展開待ちにはなるが、ひとつ内の山本兼士が攻めれば、全速差し強襲もありそうだ。地元で唯一ファイナルに残り、当地初Vへ向け「頑張ります」と静かなる闘志を燃やしている。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 2 2 3 3 1 1
2日目 8 3 1
3日目 8 3 1
準優日 3 4 1 2 2
最終日 10 1 1

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 2 4 2 2 1 1
2着 5 1 2 1 3  
3着 1 3 1 4 2 1
2

1着 8 1 1   1 1
2着 2 2 5 2 1  
3着 1 1 5 2 1 2
3

1着 8 2 1   1  
2着 1 2 1 1 5 2
3着   5 3 1 1 2


1着 4 2 1 2 2 1
2着 4 2 2 1 3  
3着 2 4 2 2 1 1


1着 10   2      
2着 1 8   2   1
3着   1 3 3 3 2