ガマポ1周年記念マクール杯争奪戦 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

 準優は波乱の連続で9Rを佐々木康幸がまくり差しで突き抜け、3連単は2万円台の大穴。続く10Rは今節大健闘した東京支部の若手・國分将太郎が2Mの混戦をさばいて抜け出し、3連単6万円台の大荒れとなった。
 ラストの11Rは吉田凌太朗が準優の中ではただ1人、逃走に成功してV戦絶好枠を獲得した。
 9戦8勝、2着1本の戦績でファイナルに臨む吉田が優勢だが、今節大活躍した國分の舟足は強力だし、ここ一番の速攻力には定評ある佐々木もおり、波乱含みだ。
 V戦のカギは佐々木の踏み込みとなりそう。3号艇が攻めれば坂元浩仁、表憲一、渋谷明憲らダッシュ勢にも優勝のチャンスはあり、波乱ムードも漂っている。

ここだけのハナシ

 準優3番の中で唯一の逃げ切りに成功した吉田凌太朗がV戦の絶好枠を獲得。当地3回目の優勝に王手をかけた。
 デビュー当初から吉田兄弟として注目されたが、SGデビュー、そしてSG初優出も昨秋のダービーで弟の裕平に先を越されてしまった。
「ダービーの時は蒲郡まで迎えにきたし、素直にうれしかった。もちろん追いつきたいけど、それよりも今は自分のことをしっかり考えたい。今はB級なのでまずはA1に戻るのが先。それからですね」
 口ぶりこそ淡々としているが、秘めた〝ライバル心〟は想像に難くない。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 5 3 2 1 1
2日目 2 3 2 2 3
3日目 2 3 2 5
4日目 7 2 3
準優日 5 1 2 3 1
最終日 7 2 2 1

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 6 1 3 2    
2着 1 3 5   2 1
3着 4 2 1 3 1 1
2

1着 2 3 2 4 1  
2着 4 2 1 2 1 2
3着 3   2 3 2 2
3

1着 2 3 3 1 3  
2着 4 2 3 2 1  
3着 4 1   1 4 2
4

1着 7 1 1 2 1  
2着 3 2 3 3 1  
3着   4 1 5 2  


1着 5 2 2 2 1  
2着 3 2 4   3  
3着   5   4 3  


1着 7   4 1    
2着   5   6 1  
3着 1 2 4 2 2 1