ルーキーシリーズ第12戦スカパー!・JLC杯 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

準優3番が終わり、ベスト6が出揃った。準優は9、10Rが順当にイン逃げ決着したが、最後の11Rでシリーズリーダーの登玉隼が2着惜敗。その結果、予選2位から勝ち上がった地元の中野仁が優勝戦の絶好枠を手にした。お盆シリーズで池田浩が優勝した24号機を相棒に中野は出足や行き足が軽快。Sも今節平均コンマ14と決まっている。これが3回目の優出だが、待望のデビュー初Vへ気合十分だ。逆転候補は畑田汰。注目機の16号機を完全に手の内に入れた感じで、出足、回り足は上位級。地元の前田滉は準優同様3コースから攻めあるのみ。前回の当地ルーキー戦Vの兄・篤哉に続けるか。節イチ級の登玉はカドから伸び仕様の調整も。また、倉田茂、山口広もデビュー初優勝を目指す。

ここだけのハナシ

優出6人の中で実績ナンバーワンは畑田汰。中野、倉田、山口がデビュー初Vを目指す中、畑田はこれまで30優出8優勝。21年には新人賞も受賞している。相棒の16号機も出足系統は抜群に仕上がり、不安要素はないように思えるが、唯一あるのはスタート。6人中、ただ1人F持ちで、しかもその1本は前節の下関優勝戦、1号艇で切ったものだ。「あの時はまくられそうと思って、引くに引けなかった。今回はしっかりと自信を持ったスタートを決めて勝ち切りたい」。畑田自身は前節の雪辱戦と位置づけて、気合がみなぎっている。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 7 1 3 1
2日目 4 2 1 2 2 1
3日目 9 1 2
4日目 8 3 1
準優日 8 2 1 1
最終日 8 1 1 1 1

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 7 3 1 1    
2着 1 4 2 2 2 1
3着 1 3 1 2 3 2
2

1着 5 3   1 2 1
2着 4 1 3 2 2  
3着 1 4 2 1 2 2
3

1着 9     3    
2着   3 4 1 2 2
3着 1 4 3 1 1 2
4

1着 8 1 1 1 1  
2着   4 3   4 1
3着   2 1 3   5


1着 8 1 3      
2着 2 2 2 4 1 1
3着   3 1 5 2 1


1着 9 1 1   1  
2着 1 2 3 3 2 1
3着 1 1 1 2 2 5