市制70周年記念蒲郡市長杯 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

準優が終わり、ベスト6が出そろった。準優9、10Rはいずれもインの黒崎竜、田中信が勝利し、順当に進んだが、最後の11Rで波乱。ダービー王で、今節もV候補筆頭だった桐生順が1Mで舟を浮かせ、2コースの北村征に差され2着に。ファイナルの1号艇は田中がつかんだ。田中は注目18号機を相棒に、今節は軽快そのもの。ここまでオール2連対のまま勝ち上がっている。行き足が良く、何より回り足が抜群なだけに、インから先に回れば、今年2回目の優勝が濃厚だろう。桐生は4カド戦から逆転狙い。山口剛はその桐生の動きを見ながら差しハンドルを入れてくる。伸び上位の黒崎竜、終盤の機力上昇という点では北村に、岡村慶も侮れず、見どころ多い優勝戦となりそうだ。

ここだけのハナシ

ファンの誰もがよもやと思ったのが準優の桐生順の敗戦だろう。イン逃げ1本かぶりのオッズで❶❷❸は3・8倍、それが裏目の❷❶❸になっただけで104.7倍と万舟券にまで跳ね上がるのだから、桐生ブランド恐るべしといったところだ。その桐生は「調整を失敗しましたね。回転を抑えようとやりすぎた。舟が浮いちゃいました」と振り返ったが、優勝戦でのリベンジに燃えていた。実は〝発奮材料〟もあり、前日の下関で尊敬する同支部の先輩・平石和が5年半ぶりに優勝を果たしていたのだ。「一緒に優勝しておいしいお酒を飲みたいんで。頑張ります」。F休み明けのシリーズできっちり結果を出して、大一番のグランプリに弾みもつけたい。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 7 1 1 3
2日目 8 2 1 1
準優日 7 2 2 1
最終日 7 1 2 2

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 7 1 1 1 2  
2着 1 2 5 3 1  
3着 3 3 1 2 1 2
2

1着 8 2 1 1    
2着 4 2 3 1   2
3着   2 4 2 2 2


1着 8 1 2 1    
2着 1 3 4 1 3  
3着 2 4 1 3 1 1


1着 7 1 2 2    
2着 3 2   4 2 1
3着 1 5 2 3 1