創刊70周年記念中日スポーツ杯争奪新春特別覇者決定戦 準優日

番記者が斬る!!
準優日のみどころ

4日間の予選が終了、5日目の8日は後半カードで準優勝戦が行われる。予選を首位通過したのは吉永則。エース64号機のパワーにテクニックを加え、予選を7戦5勝。最大の勝負所となった4日目の3、2号艇もまくり差し、差しと連勝し、ライバルたちの追撃を許さなかった。2位には赤岩善、3位に平本真と地元のV候補2人が続く。さて、準優3番。やはり絶好枠の3人が主軸だが、怖いのは9Rでは河合三、11Rでは天野晶、永井源らか。予選をオール3連対で突破した河合は実戦足抜群で接戦の強さが際立つ。天野も日ごと舟足アップ、また、永井も4カド戦なら一撃の魅力がある。最終的な準優進出ボーダーはいつもより下がり5・50。4日目8Rで赤岩を破った中北将と吉島祥が17、18位で滑り込んでいる。

ここだけのハナシ

予選ラストの4日目9Rは1号艇で2着。勝ちきれなかった三宅潤だが、表情には満足そうな笑みが浮かぶ。「今のは差されたんじゃなくて、伸びられた。そりゃエース機の吉永さんだし、仕方ないです」。同じ大阪支部で、節イチ級を誇る吉永則の鬼足を知るだけに、敗戦でも受け入れやすかった。そして、その〝足くらべ〟で、三宅自身の足が上積みできたことも実感できた。「序盤に比べたら全然違いますよ。下がっていた伸びも人と一緒ぐらいだし、回り足が良くなってる。今なら自信を持って準優に臨めます」。この4日間でやれるべき調整はやった。あとはレースに集中して、準優9Rは5号艇から展開を突いてベスト6入りを狙う。

●決まり手一覧
※準優日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 4 2 2 3 1
2日目 9 1 1 1
3日目 5 2 1 4
4日目 6 2 1 3
準優日 9 1 1 1
最終日

●進入コース別成績
※準優日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 4 1 4 2   1
2着 5 2 2 1 1 1
3着   5 3 2 1 1
2

1着 9 1 1 1    
2着 1 3 5 3    
3着   1 3 3 4 1
3

1着 5 1 2 3 1  
2着 3 2 3   4  
3着   2 2 5   3
4

1着 6 3 3      
2着 3 6   2 1  
3着 2 1 1 1 6 1


1着 9 1 1   1  
2着 3 5 2 1 1  
3着   2 5 2 3  


1着            
2着            
3着