名古屋グランパスCUP 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

いよいよ優勝戦のベスト6が出そろった。14日の準優3番はいずれもイン逃げの順当決着でシリーズリーダーの地元・中野仁がファイナル1号艇を手にしている。相棒の24号機は回り足を中心に納得の仕上がり。昨年9月のルーキーシリーズ以来となるデビュー通算2回目の優勝に視界良好だ。逆転候補は金子拓。2日目後半にリングを交換して以降、行き足が良化しており、スタートも決まっている。伸びに特徴があるのは芦沢望。準優2着で、当地7連続優出を果たした中岡正も抜群の相性を誇る水面で逆転Vを狙う。また、外枠でも堅実な走りを見せる桑原和、準優でチルトを1度に跳ね、伸び仕様にして優出を果たした地元・後藤陽も再度見せ場を作りそうだ。

ここだけのハナシ

自身をデビュー初優勝へと導いた24号機と再タッグを組んだのは今節の中野仁。これは前検に当欄でも書いたが、実はもう一人、自身が手がけたエンジンと再会を果たした選手がいた。それは芦沢望で昨年7月、現行エンジン初おろしのシリーズで55号機を引いている。この時は序盤2、2、1着と快調に飛ばしながらも予選中盤で失速。準優6着に敗れ、優出を逃したが、今回は予選をオール3連対にまとめ、準優もきっちり逃げ切って3号艇で優出とリベンジを果たしている。「ずっと伸びはいいですね。Sは昨年切りすぎてセーブしていたけど明日はそんなこと言ってられないからね」と芦沢。狙うは19年10月のびわこ以来、通算10回目のV。センターから攻めのレースで勝利をもぎ取る。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 7 2 3
2日目 7 1 3 1
3日目 4 3 1
準優日 6 3 2 1
最終日 5 2 2 2 1

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 8   1 2   1
2着 2 6 1 2   1
3着 1 2 2 3 2 2
2

1着 7     3 1 1
2着 1 5 3 2 1  
3着 1 2 2 2   5
3

1着 5   1 2    
2着 1 1   4 1 1
3着   1 2 1 2 2


1着 6   1 2 3  
2着   2 3 2 1 4
3着 1 1 3 3 3 1


1着 6 1 1 3 1  
2着 1 4   4 2 1
3着 1 3 2 2 3 1