日本財団会長杯争奪戦 3日目

番記者が斬る!!
3日目のみどころ

2日目は主力陣が期待通りの活躍を見せた。2日目連勝は安河内。初日はドリーム戦の6着など④⑥着と出遅れたが、きっちりと軌道修正。ドリーム勝ちの菊地孝に、高野哲、石橋道が①②着の2連対とすれば、久田敏も②②着と堅実にまとめてみせた。菊地、久田は機力そのものは平凡ながら、それをスタート力とハンドルワークで補っている。初日連勝の下寺秀は1回乗りを4コースから②着。小野勇も3走オール2着と堅実だ。また、山口裕も①③③着のオール3連対と安定感ある走りを披露している。そして待望のデビュー初勝利は吉田一。前節Vの55号機を相棒に伸びは強力。2日目1Rは6コースからまくり差しを決めている。

ここだけのハナシ

2日目4Rでイン速攻を決めてシリーズ初勝利を挙げたのは長崎支部の木場悠。初日から②①④着と手堅い走りで、着実にポイントを積み重ねている。相棒の71号機は2節前に江口晃が乗って優出(4着)したエンジンで素性はいい。ただ、必ず進入でスロー水域に入る江口の後だけに、ペラ調整で苦労しているかと思いきや「ここまでノーハンマーです」と意外な答えが返ってきた。「今節は勉強のつもりでノーハンマーでやっています。出足やピット離れがいいですよね」と自身の調整の引き出しを増やすべく、前操者の調整をそのまま引き継ぎ、研究しているようだ。

●決まり手一覧
※3日目12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 10 2
2日目 7 1 1 3
3日目 8 1 1 1 1
4日目
準優日
最終日

●進入コース別成績
※3日目12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 10 1       1
2着   4 2 3 3  
3着 1 3 3 4   1
2

1着 7 1   2 1 1
2着 1 1 6 3 1  
3着 1 4   3 3 1
3

1着 9 1 1   1  
2着   2 5 3   2
3着   3 1 5 2 1
4

1着            
2着            
3着            


1着            
2着            
3着            


1着            
2着            
3着