日本財団会長杯争奪戦 準優日

番記者が斬る!!
準優日のみどころ

予選が終了してベスト18が出そろった。首位通過したのは菊地孝。予選ラストは4着と初めて舟券対象外となったが、それでも序盤からの貯金がモノを言った。F休み明けのシリーズでも今節平均Sはコンマ12とさすがのS力を発揮している。2位には久田敏、3位に石橋道と実力者が順当に絶好枠を手にしている。4日目は不良航法も複数あり、最終的に準優進出ボーダーは6・00。下寺秀、古川健の広島コンビが滑り込んだ。
 さて、その準優。9Rは石橋と安河内の一騎打ちムードか。ここにきて仕上がり抜群に感じるのは安河内で差し切りも押さえたい。10Rは当地4連続優出中の久田が中心もピット離れいい後藤翔の進入は気になるところ。照屋厚も伸び節イチ級で怖い存在だ。11Rは菊地が格の違いを見せつけ、ファイナル1号艇をつかみそうだ。

ここだけのハナシ

自身予選ラストの4日目5R1号艇で1着を取り、勝負駆けに成功したのは沢田昭。ピット離れいい後藤翔にインを奪われ、2コースになった時はピンチかと思われたが、1Mは冷静なハンドルできっちりと差し切ってみせた。舟足の仕上がりには納得の表情。「ピット離れを意識して伸びを崩して調整したつもりだったんですけどね。タイムも出ていたし、バランス型でいい仕上がりでした。3日目までの乗りづらさもなかったし」と後藤の飛び出しに対抗すべく施した吉と出たようだ。初日に行ったギアケース交換に、この日のペラ調整と今節は調整が冴えまくり。舟足の上昇度はナンバーワン。準優10Rは照屋、後藤らくせ者多数なメンバー構成だけに不気味な存在だ。

●決まり手一覧
※準優日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 10 2
2日目 7 1 1 3
3日目 8 1 1 1 1
4日目 7 1 4
準優日 6 3 3
最終日

●進入コース別成績
※準優日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 10 1       1
2着   4 2 3 3  
3着 1 3 3 4   1
2

1着 7 1   2 1 1
2着 1 1 6 3 1  
3着 1 4   3 3 1
3

1着 9 1 1   1  
2着   2 5 3   2
3着   3 1 5 2 1
4

1着 7 2 1 2    
2着 1 2 5 2 2  
3着 1 4 2 1 1 3


1着 6 2 2   2  
2着 2 2 3 2 1 2
3着 2 5 1 2 2  


1着            
2着            
3着