日本財団会長杯争奪戦 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

いよいよファイナルのベスト6が出そろった。絶好枠を手にしたのはSG5Vの実績を持つ菊地孝。F休み明けのシリーズにも関わらずここまで10走して平均Sはコンマ11。さすがのS力を発揮して、安定の走りを続けている。優勝戦もイン速攻を披露して、昨年のPGⅠマスターズチャンピオン以来、1年ぶりの優勝を果たす。菊地にとって脅威になるのは4号艇の照屋厚。エース64号機は行き足、伸びと強力で誰もが認める節イチ仕立て。フルショットのSが決まれば波乱もあるか。当地5連続優出を決めた久田敏も走りは堅実。好調・石橋道は早くも今年3回目の優勝を目指す。また、高野哲も舟足は日ごと上昇ムード。減点10をはねのけ当地3連続優出してきた秋元哲も相性の良さを見せつけたい。

ここだけのハナシ

終わってみれば優出6人の内、5人がドリーム組。ドリーム戦の枠番が菊地、石橋、久田でファイナルが1枠から菊地、久田、石橋だから、主力がきっちりとその力を発揮したシリーズだったと言える。ただ、その中に1人加わってきた照屋厚が優勝戦では強烈なスパイスになりそうだ。前節から〝復権〟した感じのエース64号機は今節も行き足、伸びと強烈。誰もが認める節イチ仕立てになっている。予選首位から王道Vを目指す菊地も「照屋くんにバチッと来られなければ逃げ切れるかも」と今節再三直接対決をしているだけに、警戒感を強めている。「総合的にも上位だし、チャンスある足」と照屋。18年12月の尼崎以来、自身2回目の優勝なるか。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 10 2
2日目 7 1 1 3
3日目 8 1 1 1 1
4日目 7 1 4
準優日 6 3 3
最終日 6 1 2 3

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 10 1       1
2着   4 2 3 3  
3着 1 3 3 4   1
2

1着 7 1   2 1 1
2着 1 1 6 3 1  
3着 1 4   3 3 1
3

1着 9 1 1   1  
2着   2 5 3   2
3着   3 1 5 2 1
4

1着 7 2 1 2    
2着 1 2 5 2 2  
3着 1 4 2 1 1 3


1着 6 2 2   2  
2着 2 2 3 2 1 2
3着 2 5 1 2 2  


1着 6 2 2 2    
2着 3 2 6     1
3着 2   1 4 3 2