中日スポーツ賞第54回竹島弁天杯 2日目

番記者が斬る!!
2日目のみどころ

 竹島弁天杯が開幕した。初日は2025年後期級別審査の勝負駆け対象選手が明暗を分けた。
 A1は中山雄太、上田健太、前田翔の3選手が絶好枠を生かして貴重な①着をゲット。吉田凌太朗は⑥①着、佐藤博亮が②④着、岩永雅人は③③着、柳沢一が②③着、黒野元基は痛恨の⑥⑥着だった。
 A2は鈴木智啓が連勝を飾り、渡邉俊介も白星をマーク。川原涼は②着、一色凌雅は妨害失格で負傷したため帰郷となった。
 初日注目のドリーム戦は磯部誠が逃げ切り、岩瀬裕亮がスピードターンで②着を確保した。③着争いは大競りだったが、柳沢一が3周2マークで佐藤博亮を差し交わした。
 A1勝負続行の柳沢は、2日目の出番が7レース3号艇と11レース1号艇。気迫の走りから目が離せない。

ここだけのハナシ

 今期勝率6.33で前検入りした上田健太が、初のA1昇格へ大きく前進した。「この1着は大きいですね」
と初日7レースはまくり差しを決めて6.37まで上昇させた。
 今期は2月の当地戦で左の太ももを負傷。2か月近く休んで前節の常滑から戦列に復帰した。
「A1になるためには出走回数が必要でしたが、焦ることはなく治療に専念しました」と振り返る。実際にレースをしてみての感想は「レースの方は大丈夫でしたが、プロペラ調整にブランクを感じました」と吐露。「今節はエンジンがいいので大丈夫だと思います」と見通しは明るい。まだ確定ではないが、7月からのA1昇格がグッと近づいている。

●決まり手一覧
※2日目12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 7 2 2 1
2日目 5 3 1 2 1
3日目
4日目
準優日
最終日

●進入コース別成績
※2日目12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 7   1 3 1  
2着 1 4 4 2 1  
3着 1 2 3 3 2 1
2

1着 5 2 2 3    
2着 4 2 4 2    
3着   3 1 4 2 2
3

1着            
2着            
3着            
4

1着            
2着            
3着            


1着            
2着            
3着            


1着            
2着            
3着