第6回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競走 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

いよいよベスト6が出そろった。4日目の準優3番はいずれも波乱。北川潤の前付けがあった9Rは3コース選択の石川諒がまくり、5コース・森野正と山口支部のワンツー。花田和が動いた10Rは3コースに構えた岡祐臣がまくり差して、4コース渡辺浩が2着の93期同期決着だった。そして、11Rはシリーズリーダーの坂口周が5コース・高橋正にまくり差しを許し、3連単4万超の高配当となった。ファイナル1号艇を手にしたのは石川。伸びに加えて、出足も良化と納得の仕上がりで、デビュー初Vへ気運は高まっている。逆転を狙うのはレース巧者の渡辺。出足の良さが光る。当地初優勝を目指す岡、ドリーム戦以外はオール3連対の森野もスピード戦で上位をうかがう。

ここだけのハナシ

予選1位の坂口周は準優2着となり4号艇で優出。レース後は迷うことなく「優勝戦のSはいけません。6コースに出ます」と大外選択を明言した。この背景には5月から変更された新規定がある。F1本持ちの選手は優勝戦で2本目を切ると事故点が従来より20点多い50点が加算される。まだ期始めで、今後のF休みを考えると、A1キープのためにも絶対にS事故は起こせない。「罰則が厳しすぎます。でも、僕らはそれに従うしかない。Sで包まれるぐらいなら、6コースから展開を待つ方が3連対できる可能性もあると思うので」。置かれた現状を踏まえれば、最善の策が6コースなのだ。「前売りを買うファンの方もいるだろうし、前もって言っておいた方がいいと思って」。事前予想、購入するファンのためにも強く発信しておきたかったようだ。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 6 4 1 1
2日目 8 1 3
3日目 8 2 2
準優日 6 2 2 2
最終日 9 2 1

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 6 2 1 2 1  
2着 2 4 4 2    
3着     3 4 2 3
2

1着 8 1 1   2  
2着 3 1 2 3 3  
3着   2 3 3 2 2
3

1着 8 2   2    
2着   4 2 2 4  
3着 3 1 3   2 3


1着 6 3 2   1  
2着 1 4 4 1 2  
3着 5 1 2 1 2 1


1着 9 1 1 1    
2着 2 3 3 2 2  
3着   1 4 2 4 1