スポーツニッポン杯争奪蒲郡ボート大賞 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

 7日間のロングランシリーズもいよいよ最終日。準優進出戦、準優を勝ち上がった6選手による優勝戦が行われる。
 ポールポジションをゲットした黒井達矢は、準優11レースでターンマークを外すシーンがあったが、そこからの押しは上々だった。前回の当地戦(23年8月)では優勝戦でフライングをしてしまったが、そのお詫びを今回のVで返すつもりだ。
 逆転候補は加藤翔馬、戸塚邦好、小林泰。特に加藤のレース足は黒井以上にも映るだけに、黒井が隙を見せると突き抜けるシーンも。
 蒲郡では優勝歴のある戸塚と小林も侮れない存在。山田哲也はフライング持ちだけに“もしもの勇み足”があった場合のことを考えるとスタートは踏み込めない。

ここだけのハナシ

 前期は6.93の自己ベストを更新した長尾章平。下関、若松に続き3連続優出を決めた。
「うまくなった訳ではないけど、ボートレースを楽しめているからですかね」と要因を話し、続けて「佐々木完太とか後輩がイジってくるからしっかりやらないと…と思って取り組んでいます」と吐露した。
 実際に6日目もずっとプロペラ調整に時間を費やしていた。「足に関しては中堅より上はあるけど、乗りづらい。優勝戦はそこだけを求めて調整します」と話していた。大外枠でも好調選手だけに軽視は禁物だ。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 6 4 1 1
2日目 4 2 4 2
3日目 4 2 2 4
4日目 7 1 1 1 2
5日目 3 2 3 3 1
準優日 6 2 1 2 1
最終日 5 1 2 2 2

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 6 4   1 1  
2着 4 3 1 4    
3着     7 4 1  
2

1着 4 3 4 1    
2着 3 1 2 2 3 1
3着 4   2 4 2  
3

1着 4 1 1 4 2  
2着 3 1   2 5 1
3着 2 4 2 2 1 1
4

1着 7 1 4      
2着 1 2 4 3 2  
3着 1 5     2 4
5

1着 3 3 3 2 1  
2着 2 3 3 3 1  
3着 2 1 1 4 2 1


1着 6 3 3      
2着 5 4 2 1    
3着   1 3 5 1 2


1着 5 1 2 2 1 1
2着 5 3 2   2  
3着 2 2 3 2 1 2