G1オールジャパン竹島特別開設70周年記念競走 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

準優が終わり、いよいよファイナルの6選手が出そろった。9日の準優3番はいずれもイン逃げ決着。9Rから末永和、10Rは深谷知、11Rは平本真がいずれも逃げを決め、予選首位の地元・平本が優勝戦の1号艇を手にした。初日のゴールデンレーサードリームを逃げ快勝して以降、オール3連対での勝ち上がり。ここまで来たら最後までシリーズをけん引し続けて、2度目の当地周年V、そして来年3月の当地クラシック切符をつかんでもらいたい。ライバルたちの仕上がりはもちろんいい。スリット足軽快な深谷、高橋竜に、出足は節イチ級の末永、そして外枠には当地周年歴代覇者の井口佳、瓜生正が控える。最後まで目が離せない戦いになるのは間違いない。

ここだけのハナシ

準優9Rで押し切り、優出1番乗りを決めたのは26歳の若武者・末永和。強力な出足を武器に、コンマ13の6番手Sながら危なげなく逃げ切った。「前節のヤングダービーで準優1号艇で飛んだので。ここで取り返したいと思っていた」と汚名返上のGⅠ優出にホッと胸をなで下ろした。当地はあまり走る機会はなく、これがまだ2節目だが、ともに優出と相性もいい。「蒲郡はナイターを見ていた頃から好きだし、走っても好き」と当地愛を語る末永。仕上がりは万全。特に出足はライバルも認める節イチ級だなら狙うはもちろん優勝しかない。「エンジン的には狙える足。チャレンジカップにいけるよう、できればグランプリに行けるよう優勝したい」。現在賞金ランク25位。勝てばGP圏内にまで入るだけに闘志満々だ。

●決まり手一覧
※準優日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 7 1 1 1 2
2日目 7 1 2 1 1
3日目 10 1 1
4日目 10 1 1
準優日 9 1 1 1
最終日

●進入コース別成績
※準優日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 7 3 1 1    
2着 2 3 3 2   2
3着 1 1   3 5 2
2

1着 7 1 1 2 1  
2着   3 3 2 3 1
3着 2 4 2 2   2
3

1着 11   1      
2着   2 3 5 2  
3着 1 3 2 2 2 2
4

1着 10   2      
2着 2 5 5      
3着   2 3 2 3 2


1着 9 1 2      
2着 1 3 2 4 2  
3着 1 2 3 3   3


1着            
2着            
3着