中日スポーツ杯争奪新春特別覇者決定戦 最終日

番記者が斬る!!
最終日のみどころ

 新春特別覇者決定戦は最終日。4日目は雨が降ったりやんだりでモーターの調整が難しく、また風向きも一定せずスタート勘の修正にも追われた一日だった。
 準優は9レース、10レースとも1着が1号艇、2着が3号艇と紅白での決着だったが、準優ラストの11レースで大波乱が待っていた。紅白の両者がぶっ飛び、古川誠之が展開ズッポリの差し切りで12万円台の超高額配当が出現した。
 優勝戦は内枠3艇にA1戦士が不在。ネームバリューと枠番のバランスが絶妙で誰が勝っても驚けない顔触れとなった。
 機力面では丹下健を筆頭に野中一平と永井源が続く。その後は平本真之、岩瀬裕亮、古川の順番だろう。スリット次第では誰にでもチャンスが発生する。

ここだけのハナシ

 丹下健が2022年9月の平和島以来、1年4か月振りの優出を決めた。
「いい感じですね。2日目からはペラの微調整ぐらいしかしてないけど、出足、伸び、回り足の全てがいいです」と仕上がりには胸を張る。
 節イチかどうかの問いには「(中村)泰平とかの方が伸びはいいかな。でも、トータルではトップクラスです」と準優10レース後に話していたが、その後の準優勝11レースで中村が脱落。実質の“節イチ”に昇格した。
「スタートは勘通りに行けているし、優勝戦もしっかりと行きたいです」と2013年3月常滑以来の優勝へ意欲を示した。

●決まり手一覧
※最終日12R終了時点

  逃げ 差し まくり まくり
差し
抜き 恵まれ
初日 6 1 2 2 1
2日目 8 1 2 1
3日目 6 1 3 1 1
準優日 6 1 3 1 1
最終日 4 2 2 2 2

●進入コース別成績
※最終日12R終了時点

    コース
1 2 3 4 5 6

1着 7 1 2 1   1
2着 2 4 1 3 1 1
3着 1 3 4   3 1
2

1着 8   1 1 2  
2着   1 3 3 3 2
3着 2 3 3 2   2
3

1着 7 1 2 1 1  
2着 1 4 1 1 2 3
3着 2   3 3 2 2


1着 6 2 1 2 1  
2着 2 2 3 2 2 1
3着 1 2 4 3 1 1


1着 4 3 3   2  
2着 3 2 2 3 1 1
3着 3 1   3 4 1