まず表1は昨年の第6回大会（桐生）における日付別の3連単万舟券と3ケタ配当（990円以下）の本数です。3ケタは初日こそ3本も出ましたが、2日目以降は1本のペースでした。これに対して万舟券の本数をどうでしょうか。毎日出現して合計15本も飛び出しました。6日間の総数は3ケタ配当よりも約2倍です。単純に考えると、ド本命で勝負するよりも儲かるのではないか！？とも言えます。

　次に万舟券で決着したレースの級別を表したのが表2です。1着はA1級が6回、A2級が5回、B1級が4回と大差はありませんでしたが、2着になるとA1が7回、A2が3回、B1が5回でした。そして3着もA1が最多の8回、A2が4回、B1が3回でした。確かに参加メンバーの半数近く（表3）はA1ですが、A1がゼロだった開催5日目第2レースを除くと万舟券には全ての級別で絡んでいることになります。